『マトリックス レザレクションズ』元祖モーフィアス&スミス俳優の不在、キアヌ・リーブスはどう思ったか

映画『マトリックス レザレクションズ』には、ネオ役のキアヌ・リーブスやトリニティー役のキャリー=アン・モスと一緒に3部作からの復帰が期待されていたキャストがいた。モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンとエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングだ。シリーズに欠かせなかった俳優2人の不在に、キアヌ・リーブスはどう思っていたのだろうか。
英Uniladでキアヌが語ったところによれば、撮影中はフィッシュバーンとウィーヴィングについてたくさん考えたという。不在の訳については後述するが、キアヌは監督・脚本のラナ・ウォシャウスキーと話し合った結果、彼らが復帰しないことに納得したようだ。
「クリエイティブ上の都合というだけです。彼女(ラナ監督)は、ご自身の決めたストーリーで先に進めたいと思っていました。とにかく、僕たちはヒューゴのこともローレンスのことも大好きです。彼らのことはずっと思っていました。」
こう語るキアヌだが、エージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングについては、元々復帰が検討されていた。ウィーヴィング自身も、撮影開始前に行われた脚本の読み合わせに参加していたことを明かしていたが、のちにスケジュールの都合で降板せざるをえなくなってしまったのだ。
一方、ローレンス・フィッシュバーンについては、キアヌが明かしたように“クリエイティブ上の都合”で復帰が叶わなかった模様。2020年8月、フィッシュバーンは「私は呼ばれていない」と明かしており、公開半年前の2021年6月にも出演を再否定していた。
元祖モーフィアス&エージェント・スミス不在の穴がいかにして埋められたのか、そしてどのように進化したのかは本編を確認すると理解できる。それでも、成功体験を共にした仲間の不在に、復帰組は一抹の寂しさを抱えていたようだ。トリニティー役のキャリー=アンも「ストーリー上、ラナの中に起こった進化があったので、私たちはお手伝いするだけです」と、キアヌ同様に監督の決断に理解を示した上で、「彼らのことを考えないなんて無理なことです」と非復帰組2人への思いを語った。
▼『マトリックス レザレクションズ』 の記事
『マトリックス5』製作決定、キアヌ・リーブスの登場は不明 ─ 『オデッセイ』脚本家が監督に就任、ラナ・ウォシャウスキー製作総指揮へ 早くも! 『ジョン・ウィック』は『マトリックス』なくして存在しない ─ チャド・スタエルスキ監督が力説 キアヌ・リーブスも影響認める モーフィアス役、未出演の『マトリックス レザレクションズ』を観た感想がなんとも言えない 正直な方だ 『マトリックス』全4作、メタルケースアンドスチールブック仕様で登場 ─ 1,000セット限定で8月発売へ 欲しい 【プレゼント】『マトリックス レザレクションズ』公式ウォッチ「アウェイクニング・クロノグラフ」を1名様に ─ 全世界950点の貴重アイテム 豪華プレゼント!
Source: Unilad