『ノマドランド』ポスターと美しい場面写真が一挙公開 ─ 「あなたの人生を変えるかもしれない、特別な作品」

『ザ・ライダー』(2017)『エターナルズ(原題:Eternals)』(2021)のクロエ・ジャオ監督、フランシス・マクドーマンド主演の映画『ノマドランド』が、2021年3月26日に日本公開される。この度、ポスターと場面写真が一挙到着した。
本作は、ベネチア国際映画祭では金獅子賞に輝き、トロント国際映画祭では観客賞を受賞し、両映画祭にて最高賞を制覇するという史上初の快挙を達成。さらにボストン批評家協会賞をはじめ、ゴッサム賞や全米映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、数々の映画賞を軒並み制覇し、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞大本命として最前線を独走中の注目作だ。

公開されたのは、車上生活者(現代の遊牧民=ノマド)のファーン(フランシス・マクドーマンド)が、アメリカの広大な自然と夕焼け空の中をたったひとりで歩む姿を美しく捉えたポスタービジュアルと、ファーンのノマド生活や旅の途中で出会う遊牧民たちの姿が切り取られた場面写真だ。
10年以上も車上で生活している遊牧民たちが実際に本作に出演するほか、マクドーマン自身も撮影期間中に、ノマド生活や労働に身を投じるなど、リアルを追求した撮影が行われた本作。場面写真からも、その日常の中で自然と溶け込み合う実在の遊牧民たちや、マクドーマンドの姿が垣間見られる。『ザ・ライダー』カウボーイたちを出演者として実在に起用し、高く評価された監督の得意とする演出が、本作でどのように作用するのかに注目だ。
企業の経済破綻と共に長年住み慣れた、アメリカ・ネバダ州の企業城下町の住処を失い、最愛の夫も亡くした主人公のファーン(フランシス・マクドーマンド)。キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込み、車上生活者(現代の遊牧民=ノマド)として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、ノマドたちと往く先々で出会い心の交流を交わしながら、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく……。
撮影監督は、『ザ・ライダー』『ゴッズ・オウン・カントリー』(2017)のジョシュア・ジェイムズ・リチャーズが務めた。配給を担当したのは、『スリー・ビルボード』『ジョジョ・ラビット』(2019)などのサーチライト・ピクチャーズだ。
映画『ノマドランド』は2021年3月26日(金)、全国ロードショー。
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