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ジョーダン・ピール、次の新作映画は「一番好きな作品になるかも」 ─ ストライキで公開延期も

ジョーダン・ピール
Photo by Daniel Benavides https://www.flickr.com/photos/relevantwriter/47282556372/ Remixed by THE RIVER

『ゲット・アウト』(2017)『NOPE/ノープ』(2022)のジョーダン・ピール監督による次回作は、彼自身が「一番好きな映画」になるかもしれない? ポッドキャスト「Conan O’Brien Needs a Friend」にて語った。

2023年3月、ユニバーサル・ピクチャーズはピールの新作映画を2024年12月25日に米国公開すると発表。しかし、2023年の全米脚本家組合(WGA)によるストライキを受けて、この計画は12月下旬に白紙撤回された。現時点で、ピールが撮影に着手するタイミングや公開時期は明らかになっていない。

もっともピール本人は、このストライキによって「興味深い一年になった」と振り返っている。「脚本家のストライキによって、自分が“話を聞く”状態になったのです。それは自分にとって必要なことで、次回作がどんなものかはっきりした気がします。新作が楽しみですよ。もしもうまく作れれば、僕自身が一番好きな映画になるかもしれません」。

『ゲット・アウト』(2017)以来、ピールは新作映画のストーリーやキャストなどをできるだけ明かさないスタイルを継続している。次回作もそれは同じで、脚本が完成しているのか、ストライキを受けて大幅に書き直されるのかもわからないままだ。確かなことは、ストライキを受けて、ピールの中で“何かが見えた”ということだけ。しかしながら、おそらく相当の自信作となりそうだ。

なお、ピール率いる製作会社Monkeypae Productionsとユニバーサルは、ピールがプロデュースする新作ホラー/スリラー映画(タイトル未定)も2024年9月27日に米国公開予定だった。しかし、こちらも同じく現時点で計画は撤回されている。2作とも続報の到着を待とう。

Source: Variety, Deadline, Conan O’Brien Needs a Friend

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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