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『パイレーツ・オブ・カリビアン』リブート企画、ディズニー幹部が存在認める ─ ジョニー・デップ卒業説にはコメントせず

Prod DB © Walt Disney Pictures 写真:ゼータ イメージ

人気海洋冒険映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのリブート企画について、ディズニーの幹部が初めて認めた。米The Hollywood Reporterの取材に対して、ウォルト・ディズニー・スタジオで実写映画を統括するショーン・ベイリー氏がコメントしている。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズはディズニー・パークのアトラクション「カリブの海賊」を原案とする実写映画で、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを主人公に、2003~2017年にかけて計5作品が製作され、総興行収入45億ドルを記録。第6作の計画もあるとされていたが、2018年10月にリブート企画の存在が報じられ、直後にはジョニー・デップの卒業説も語られていた。

現在、リブート企画の新たな脚本家として伝えられているのは『デッドプール』シリーズを手がけたレット・リース&ポール・ワーニック。このたびショーン氏は、レット&ポールがなんらかの作業に入っていることを認めている。

「(『パイレーツ・オブ・カリビアン』に)新しいエネルギーとバイタリティを取り入れたいんです。私は『パイレーツ』シリーズが大好きですが、それでもポール&レットが非常に面白いのは、強烈な刺激を求めているから。だから二人と仕事をしているんですよ。」

The Hollywood Reporterのインタビュアーは、ショーン氏に「『パイレーツ』シリーズはジョニー・デップ抜きでも成功するんでしょうか?」とあえて挑発的な質問をぶつけている。しかしショーン氏は、この問いに対する明確な答えを返さなかった。ジョニー演じるジャック・スパロウの再登場については不透明なままだが、やはり卒業の可能性はあるということなのか。なお以前の報道によれば、リブート企画にはプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが続投しているとのことだ。

レット・リース&ポール・ワーニックは『デッドプール』シリーズのほか、今後は『ゾンビランド2(仮題)』やライアン・レイノルズ主演&マイケル・ベイ監督の『6 Undergrounds(原題)』、マット・デイモン主演&ベン・アフレック監督の実話犯罪映画(タイトル未定)、ライアン・レイノルズ製作による推理ボードゲーム「Cluedo(クルード)」の映画化企画が待機中。『パイレーツ・オブ・カリビアン』リブート企画が実際に製作へと進められる場合、それはいつの話になるのだろう……?

Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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