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巨匠ポール・トーマス・アンダーソン、マーベル映画に肯定的「僕は好き」「映画を駄目にしたとは思わない」

ポール・トーマス・アンダーソン
Jürgen Fauth https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Paul_Thomas_Anderson_%26_Daniel_Day-Lewis.jpg Remixed by THE RIVER

世界三大国際映画祭を制したポール・トーマス・アンダーソン。『ファントム・スレッド』(2017)以来となる監督最新作、『Licorice Pizza(原題)』が米国公開中で、ゴールデングローブ賞では作品賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞で候補入りを果たすなど、またしても傑作を世に放ったようだ。アンダーソンのフィルモグラフィーを観る限り、スーパーヒーローをはじめとするマーベル映画に一見興味がなさそうにも思えるが、実際には家族で楽しんでいるようだ

映画界を代表する巨匠監督のマーティン・スコセッシリドリー・スコット、そしてジェーン・カンピオンまでがスーパーヒーロー映画に対して厳しい意見を発言する中、もうひとりの若き巨匠監督、ポール・トーマス・アンダーソンは異なる意見を持っており、むしろ肯定的だという。

The New Yorkerのインタビューにてアンダーソンは、「ストリーミングやスーパーヒーロー映画が大幅に増加したことにより、状況はよりさらに複雑化しています」と映画業界に取り巻く問題が数多く存在することを認めている。もっとも、それらについて監督はあまり難しく考えていないようで、「スーパーヒーロー映画には少しばかり偏見が存在するようですが、僕は好きです」としながら、「スーパーヒーロー映画が映画を駄目にしてしまったのではないかという意見をよく見かけますが、僕はそう思いません」と持論を展開した。

映画は現在、コロナ禍により自宅で鑑賞する人々が増えており、劇場に足を運ぶ人々は減少傾向にある。それには映画業界に携わる誰もが懸念を示しているところだが、アンダーソンいわく、マーベル・シネマティック・ユニバース最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年1月7日に日本公開)こそが劇場復活の狼煙を上げるきっかけになるというのだ。「だから喜びましょうよ」。スーパーヒーローをはじめとする大作映画と、アンダーソンなどによる社会派や小・中規模の作品が上手く共存する状況が一番の理想だろう。

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Source:The New Yorker

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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