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「ホークアイ」ジェレミー・レナー、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を「もう観ることができない」理由とは

東京コミコン2018 ジェレミー・レナー
© THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のクリント・バートン/ホークアイ役で知られるジェレミ・レナーが、自身の出演作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもう観ることができないと語っている。いったいなぜなのか。

アベンジャーズの初期メンバーとしてMCUに出演してきたレナーは、それまで共に戦ってきた仲間に『エンドゲーム』で別れを告げた。新ドラマ「ホークアイ」のために行われた英BBC Radio 1との取材では、レナーが『エンドゲーム』を振り返り、なかでも共演者とプレミアイベントの場で共有したという感動的な一時を明かしている。

「『エンドゲーム』はプレミアイベントで観ました。でもそれは、皆で祝福するためでした。皆が笑い、皆が涙して。多くのことが(『エンドゲーム』には)ありました。もう観られないです。これから観ることはないでしょう。大変な経験でしたから。僕たちは泣きじゃくって、笑いまくっていました。素晴らしいことです。もはや僕たちも観客のひとりみたいで、最高な時間でしたね。共有するには素敵で美しい経験でした。

『エンドゲーム』の公開をもって、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.とキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンス、MCUの黎明期を支えてきた2人の俳優がMCUから去った。さらに『エンドゲーム』劇中では、ホークアイの親友でもあったナターシャ/ブラック・ウィドウが最後のミッションを全うするなど、とりわけレナーにとっては、スクリーンの中と外の両方でエモーショナルな感情を抱いたのが『エンドゲーム』なのである。

現在、レナーはドラマ「ホークアイ」に出演中。同作では、MCUの次世代を担うとされる新キャラクターのケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)に、ヒーローのいろはを叩き込むホークアイが描かれる。いわば世代交代が物語の焦点となる同作が、レナーにとってホークアイを演じる最後の作品になるかもしれない。きっとレナーも、その時を考えながら「ホークアイ」に挑んだはずだ。

Source: BBC Radio 1

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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