『ザ・バットマン』ロバート・パティンソン、クリス・エヴァンスやヘムズワース、ロバート・ダウニー・Jrら先輩スーパーヒーロー俳優を「真の戦士」と尊敬

DCコミックスによる新たな単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』で新生バットマン/ブルース・ウェインに抜擢されたのは、『トワイライト』シリーズなどで知られるロバート・パティンソン。大役とだけあってより一層の期待がかかる中、パティンソンはスーパーヒーロー俳優としての地位をすでに確立している先人たちに刺激を受けているようだ。
バットマン初の長編映画として1966年に公開されたアダム・ウェスト主演の『バットマン』以降、マイケル・キートンやクリスチャン・ベール、ベン・アフレックらが歴代バットマンを引き継いできた。パティンソンは、こうした名だたる俳優たちからその大役の座を継ぐことになる。そもそもスーパーヒーローを演じること自体が初となるパティンソンは、「どんな俳優だって、脚本通りのキャラクターや周囲の期待に従うべきかどうかためらって疑問に思う時期を通るんです」と、バットマンを演じるにあたっての心境を米Men’s Healthに明かしている。
「スーパーヒーロージャンルの“真の戦士”であるクリス・ヘムズワースやザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)、ロバート・ダウニー・Jrやクリス・エヴァンスを見ると、自分が場違いなのではないかと思います。それでも、複数の人と話してみたら、(スーパーヒーローを演じる)こんなチャンスが与えられたら誰でもナーバスになるんだということを知ったんです。」
パティンソンが列挙したヘムズワース、ロバート、エヴァンスは、いずれもマーベル・コミック原作の人気ヒーローを見事に演じてきた。パティンソンにとっては、いわゆる先輩のスーパーヒーロー俳優たちだ。ドウェインもDC映画『シャザム!』(2019)の主人公、シャザムの宿敵である人気ヴィラン、ブラックアダムを演じる予定で、現在も懸命に役作りに励んでいる。これらの先輩あるいは同志とも言える俳優たちを“真の戦士”と表現しているあたり、パティンソンの敬意が伺える。そんなパティンソンも現在は食事制限やトレーニングに励んでいるようだ。「限界を押し上げて、求められる身体を全力で発揮できるくらいまでに鍛えることが大切なんです」。
『ザ・バットマン』は、2020年1月下旬に撮影が開始。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月中旬に中断されていた。本作の撮影地であるイギリスでは、新型コロナウイルス対策の為の安全ガイドラインが作成され、撮影再開を容認している状況。とはいえ、製作の米ワーナー・ブラザースはイギリスでの撮影をしばらく再開しない意向を発表しているため、新情報が待たれるところだ。
映画『ザ・バットマン』は、2021年10月1日より、米国にて公開予定。
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Source:MovieWeb