『チケット・トゥ・パラダイス』ジュリア・ロバーツ、スーパーヒーロー映画に興味 ─ 「エプロン姿のヒーローは?」

『プリティ・ウーマン』(1991)『ノッティングヒルの恋人』(1999)などのラブストーリーから『エリン・ブロコビッチ』(2000)のような社会派ドラマ、『オーシャンズ』シリーズのようなクライムアクションまで、幅広いジャンルに出演し、トップ女優の座に輝くジュリア・ロバーツ。最新作『チケット・トゥ・パラダイス』は実に20年ぶりのロマコメ映画だが、なんとスーパーヒーローものの参戦にも意欲を示している。
『チケット・トゥ・パラダイス』では、愛する一人娘のスピード婚を阻止しようと画策する元夫婦を演じるジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニー。ロサンゼルスでのプレミア上映に揃って現れた2人は、米Varietyのインタビュアーから「あなたたちが最初に会った時のことを教えてください」と尋ねられた。
初対面のエピソードを振り返っていると、『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)でクルーニーが演じたバットマン/ブルース・ウェイン役に会話が飛び火。クルーニーは「5歳になる息子アレクサンダーのお気に入りのスーパーヒーローはバットマンなんです」と答えたが、かねてからバットマン役に自虐的である姿勢は変わらず、今回も苦笑いを浮かべた。
一方のロバーツは、スーパーヒーロー映画への出演に「素晴らしいことじゃない?」と意欲を示したが、クルーニーは「僕たち2人でやろうか」と答えながらも複雑な表情のまま。「どの役を演じるべき?」と尋ねると、クルーニーは「ワンダーウーマンかな」と答えら。ロバーツは「でもその役はガル・ガドットがすでに演じているし…」「マントを着用するつもりはないです。着るならエプロンかな。エプロン姿のスーパーヒーローっているんですか?」とまだ見ぬスーパーヒーロー役に想いを巡らせた。

これまで『オーシャンズ』シリーズや『マネーモンスター』(2016)で共演してきた旧知の仲だけあって、ロバーツとクルーニーはインタビューでの阿吽の呼吸も見事。6年ぶりの再共演作では、テンポのよい会話や息の合った演技が堪能できそうだ。
映画『チケット・トゥ・パラダイス』は、2022年11月3日(祝・木)より全国公開中。
Source: Variety