『ロケットマン』サウンドトラック・アルバムがリリース ─ エルトン・ジョン、タロン・エジャトンらコメントが到着

『キングスマン』シリーズのタロン・エジャトン主演、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)最終監督デクスター・フレッチャーによるエルトン・ジョンの伝記ミュージカル『ロケットマン』のサウンドトラック・アルバムが、本日(2019年5月24日)に発売された。
劇中では、エルトン役タロン・エジャトンとエルトン本人の共演による新曲「(I’m Gonna)Love Me Again」をはじめ、タロン以外のキャストのアンサンブルによる1曲を除く全曲にてタロンが歌唱を担当。ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワードといった豪華キャストの歌声にも注目してほしい。
サウンドトラックのレコーディングは、2017~2019年に、ザ・ビートルズで有名なロンドンのアビイ・ロード・スタジオおよびAIRスタジオにて行われた。アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーにはエルトン・ジョン、デヴィッド・ファーニッシュ、マシュー・ヴォーン(『キングスマン』シリーズ監督)、そしてデクスター・フレッチャー監督が名を連ねている。

このたび『ロケットマン』について、エルトン・ジョン、タロン・エジャトン、プロデューサーのジャイルズ・マーティンがコメントを寄せた。
エルトン・ジョン:「私が書き、レコーディングした音楽がタロンによって歌われることがとても重要でした。バーニー(・トーピン)の歌詞や私の音楽を通して、ただ演じてもらうだけでなく、タロンに私という存在を解釈してもらいたかったんです。だから、私が才能を絶対的に信じているジャイルズ・マーティンにタロンを任せました。陰で見張るようなことはせず、彼らの芸術性を信頼しようと。創り上げられたものには本当に驚きましたよ。ストーリーに歌が大きく関わっている作品だからこそ、音楽にこだわることが最も大切だったんです。」
タロン・エジャトン:「エルトンが映画に関わり、創作をともにしたことで、昔からの名曲をどこまでよりよく表現できるかという限界に挑戦できました。素晴らしかったですよ。ジャイルズ・マーティンの群を抜いた感性とすさまじい技術によって、原曲を忠実に再現し、斬新さを融合することができました。」
ジャイルズ・マーティン:「エルトンが素晴らしいのは、真の芸術家であるがゆえに、自分の作品をより良いものにしてほしいと考えるところ。自分の作品に新鮮さをもたらすため、別の視点を求めているんです。僕らは作品に手を加える余地を与えられて、どう楽曲を表現するかを考えることができました。歌は、この映画の中で起こる出来事の心臓の鼓動そのもの。ひとたび歌が始まると、世界観全体が広がるんです。それから僕は、タロンほど作品作りの過程にこだわるシンガーを見たことがありません。彼以外にエルトンを演じられる人はいないでしょうね。」
『ロケットマン』 サウンドトラック・アルバム概要
『ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)』

(原題:Rocketman: Music From The Motion Picture)
2019年5月24日発売(※日本盤CD発売情報は近日発表)
試聴・購入:https://umj.lnk.to/Rocketman_OST
エルトン・ジョン&タロン・エジャトン「(I’m Gonna)Love Me Again」

タロン・エジャトン「Rocket Man」
映画『ロケットマン』は2019年8月23日(金)全国ロードショー。
『ロケットマン』公式サイト:https://rocketman.jp/
エルトン・ジョン 日本公式サイト:https://www.universal-music.co.jp/elton-john/
▼『ロケットマン』の記事
エルトン・ジョンの北米ラストライブ、ディズニープラスで生配信決定 ─ 11月21日12時半から、大物アーティストも登場 ドジャー・スタジアムでの北米最終公演 『ボヘミアン・ラプソディ』もっと楽しむエピソード集 ─ ラミ・マレックの役づくり、『ロケットマン』とのリンク構想、舞台裏事情など 作品のオモテウラ、ともに味わって 2020年(第92回)アカデミー賞 全受賞結果&ノミネート一覧 ─ 『パラサイト』アジア映画初の快挙、作品賞・監督賞・脚本賞・長編国際映画賞4冠 2020年、映画の祭典 2020年アカデミー賞、『ロケットマン』エルトン・ジョン、『アナと雪の女王2』イディナ・メンゼルらがパフォーマンス決定 ─ 女性指揮者が初就任 豪華パフォーマンスも見どころ 2020年(第92回)アカデミー賞ノミネート作品・候補者一覧 ─ 『ジョーカー』『アイリッシュマン』『ワンハリ』『パラサイト』など話題作居並ぶ チェック!