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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガンの近況、弟ショーン・ガンが報告 ─ 『ドクター・ストレンジ』監督もエール送る

ジェームズ・ガン ショーン・ガン
[左]©THE RIVER [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28557194032/

2018年7月、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで脚本・監督を務めてきたジェームズ・ガンが、続編の準備中、過去の不適切な言動を理由にディズニーから解雇された。半年以上が経った2019年2月現在、ガン監督はDCコミックス作品『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』で同じく脚本・監督を担当する方針であることが判明している。

このたびガン監督の近況について、弟で俳優のショーン・ガンが近況を報告した。2019年1月30日(米国時間)、ショーンは故スタン・リーの追悼イベントに出席。米AP通信の取材にて兄の様子を語っている。

『ザ・スーサイド・スクワッド』兄弟ともに「楽しみ」

ショーンは解雇騒動以降、ガン監督に一番近い人物として公の場で自身の意見を述べてきた。ショーンは俳優として、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでクラグリン役を演じ、ロケット・ラクーンのモーションキャプチャーを担当してきたのである。このたびショーンは、ガン監督の『ザ・スーサイド・スクワッド』参加を認めている。

「いま、兄は『スーサイド・スクワッド2』(編注:『ザ・スーサイド・スクワッド』のこと)の作業に入っています。僕はとても楽しみにしていますし、兄自身もすごく楽しみにしているんですよ。」

騒動以来、ガン監督はファンの前に姿を見せていない。近況についてのコメントはわずかだが、監督の様子が聞こえてくるのはファンにとってはうれしいことだ。なお、その後のガン監督の動向については「どうなるのかわかりません」と述べている。

ガン監督の『ザ・スーサイド・スクワッド』就任報道については、MCUにて『ドクター・ストレンジ』(2016)を手がけたスコット・デリクソン監督も熱いエールを送っている。

「ジェームズ・ガンが、彼の生んだ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の子どもたちから引き離されてしまったことを、僕はいつまでも悲しく思うでしょう。でも(『ザ・スーサイド・スクワッド』就任の報道が)本当なら、彼が別の巨大フランチャイズへと移ることを本当にうれしく思います。わが友よ、やってやれ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』解雇からしばし時間を経た今、ショーンは兄の解雇騒動について「ちょっと常軌を逸していましたね。激しい怒りが理性を上回っていたので」と振り返っている。当事者として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の出演者と共同声明を発表したショーンだが、今ではいたって冷静に出来事を捉えているようだ。

なお『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』は、ガン監督の解雇後より無期限製作保留となっている。マーベル・スタジオは監督後任者を検討しているというが、具体的な進捗に関する情報は届いていない状況だ。しかしショーンは、今回のインタビューでも「映画は製作されます」と改めて強調。ファンに向けて力強いメッセージを発してくれた。

「僕たちはあの映画を作りますし、(作品を)どうするかを考えることになるでしょう。けれども僕は、結局すべては“なるようになる”ものだと思っているんです。[中略]僕たちは目的を達成しますし、自分たちの映画を作ります。自分たちの道を見つけますよ。予定より数年長くかかってしまうかもしれませんが、そんなのは大したことじゃありません。」

ちなみにガン監督は、『ザ・スーサイド・スクワッド』以前に、プロデューサーを担当した“スーパーヒーロー・ホラー映画”『ブライトバーン(邦題未定、原題:BrightBurn)』の米国公開を2019年5月24日に控えている。もしかすると同作のプロモーションのため、遠からず監督本人が久々に公へと登場することもありうるかもしれない……。

マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギのコメントはこちら

Sources: AP, Scott Derrickson, ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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