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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公開近づく、米国初動は1億7,000万ドル超え狙う ─ ソニー、『エンドゲーム』効果も慎重に検討

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の米国興行収入に関する予測が、米ソニー・ピクチャーズならびに現地メディアより発表されている。

本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の熱狂さめやらぬ中で公開される“その後”の物語で、マーベル・シネマティック・ユニバースの「フェイズ3」を終える一本。それゆえ早期予測では「6日間で2億ドル超えもありうる」ともされたが、このたびDeadlineはこれを“攻めの予測”とみており、より現実的な数字の検討にあたっている。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、2019年6月28日(金)に日本や中国にて世界最速公開を迎えたのち、米国では7月2日(火)に劇場公開予定。報道によれば、ソニーは7月7日(日)までの6日間で米国興収1億5,400万ドルを見込んでいるという。前作『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)が公開後3日間で1億1,700万ドルだったことを考えると、かなり慎重な予測を立てていることがわかるだろう。なお米The Hollywood Reporterも、現状ソニーと同じく1億5,000万~6,000万ドルとの予測を伝えている。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

一方、2億ドル超えを“攻めの予測”と見たDeadlineは、現実的な数値として1億7,000万ドル超えとの予想を発表した。同誌の信頼する専門家が1億6,500万ドルとの予測を立てているほか、独自予測では、現在までの推移を『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年、初動興収1億7,910万ドル)に並ぶものと分析している。

また、7月4日(木曜日)が独立記念日であることを踏まえ、過去にその周辺で公開された作品として、2004年6月30日に米国公開された『スパイダーマン2』が1億8,000万ドル、2010年6月30日に公開された『エクリプス/トワイライト・サーガ』が1億7,630万ドルという成績を記録したことを挙げたほか、7月4日が木曜日となった2013年には、『怪盗グルーの月泥棒』が6日間で1億5,340万ドルを稼いだことにも注目している。予告編の再生回数やSNSでの注目度、『アベンジャーズ/エンドゲーム』効果、映画ファンから支持されるジェイク・ギレンホールの起用など、複数の根拠が「1億7,000万ドル超え」という予測値に結びついたようだ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』が爆発的ヒットとなった中国、かねてよりスパイダーマン人気の高い日本での世界最速公開は、翌週に控えた米国公開のスタートダッシュを演出する追い風となるだろう。これからやってくるプロモーションの締めくくりによって、本作の米国興収がさらなる飛躍を見せる可能性も大いにある。

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)世界最速公開

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/

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Sources: Deadline, THR

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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