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『スパイダーマン』第3作、7月の撮影開始めざして進行中か ─ 新型コロナで遅延の可能性、対応どうなる

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品、トム・ホランド主演スパイダーマン』第3作(タイトル未定)について、米ソニー・ピクチャーズは、現在も2020年7月の撮影開始を目指して企画を進めているようだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、ハリウッドのスタジオ各社は大作映画の公開延期を相次いで発表しているほか、映画・ドラマの撮影を一時中断している。すでにソニーは、同じくトム・ホランド主演で人気ゲームを実写映画化する『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』の撮影を延期し、米国公開日を2021年3月5日から10月8日に延期したのだ。

こうした状況にあって、『スパイダーマン』第3作にも遅延が生じることは十分に考えられた。2020年4月初旬には、英国映画協会が新型コロナウイルスの影響を受けた作品として『スパイダーマン』第3作を挙げており、すでに製作に影響が出ているともみられたのである。しかし今回、業界関係者に映画の企画状況を周知するFilm & Television Industry Allianceは、4月13日(米国時間)時点の情報として、本作の撮影は2020年7月13日から10月30日まで、米アトランタ・ニューヨーク・ロサンゼルス、およびアイスランドにて実施される予定だと伝えている

実際のところ、ソニー側がこの計画を現実的に進めているのか、それとも希望的観測として捉えているのかはわからない。ただし、米国の映画館は夏にも営業を再開する意向とあって、映画業界が7月ごろからゆるやかに動き始めることも大いに考えられるのだ。すべては感染状況しだい、というべきだろう。

その一方で、撮影が予定通り行われる場合でも、公開時期に変動が生じる可能性はある。MCUを指揮するマーベル・スタジオは、『ブラック・ウィドウ』から『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』までの5作品について、公開スケジュールを当初の予定から1本ずつ繰り下げることを発表済み。2021年7月16日米国公開予定の『スパイダーマン』第3作は、もともと『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』と『マイティ・ソー』の間に位置するはずだったが、いまや『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』と『ドクター・ストレンジ』の間に位置しているのである。物語を緊密に繋げる構想だった場合、ほかの作品にあわせて公開時期が移動することもあるだろう。もちろん、まだ撮影が始まっていない以上、脚本を変更して対応することもありうるし、もしくは『スパイダーマン』第3作がほかの作品と一切繋がっていないことも考えられるのだが……。

なお、ソニーは『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ作品『モービウス』の米国公開日を2020年7月31日から2021年3月19日に延期している。一部報道によれば、トム・ハーディ主演『ヴェノム2(仮題)』は2020年内の公開を予定しているということだ。

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Sources: FTIA, ComicBook.com, IGN

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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