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「ベン・アフレックが歴代で一番ブルース・ウェイン」 ─ スナイダー監督、ベンアフ顔写真に油性ペンでバットマンのカウルを描いて「彼しかいない」と確信

クリストファー・ノーラン監督版『ダークナイト』三部作でクリスチャン・ベールがバットマン/ブルース・ウェインを高貴に演じてから程なくして、ザック・スナイダー監督作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でベン・アフレックが同役を受け継ぐことが発表された際、ファンの間ではその是非が活発に議論された。

スナイダー監督は米ポッドキャスト番組に出演し、このベン・アフレック起用に至る意外な裏話を披露している。なんと、スナイダーがアフレックこそ適役と確信したのは「一枚の絵だった」と言うのだ。

「ベンの顔写真をプリントして、その上にカウルを描いたんです。バカみたいに聞こえるかもしれないけど、本当に油性ペンで、ベンの顔写真の上にカウルを描いたんですよ。」

きっと黒の油性ペンで、キュッ、キュッ、と、カウルを描いて塗りつぶしたのだろう。これを描き上げた時、果たしてスナイダーは「これだ」と納得したという。

「だって、彼はまさにブルース・ウェインでしょ?歴代バットマンの中でも、彼が最もブルース・ウェインらしい。ベンこそが最高のブルース・ウェインです。これからも、そう言い続けますよ。」

アフレックには、スナイダーが理想とするバットマン像の全てが備わっていたという。「まず、マジでデカい」と、その一例として体格を挙げている。「ブーツを履いたら、6フィート5インチ(195センチ)くらいある。実際にはわかんないけど。とにかく、あの体格ですよね。僕はずっと、映画版バットマンにはそうあってほしかった。喧嘩屋であってほしかった」。

実際、以前に演じたクリスチャン・ベールやマイケル・キートンなどは、より都会的でスマートな印象だ。対してアフレック版は、コミック『ダークナイト リターンズ』から飛び出したような、より肉感ある、夜の門番のような出立をしている。

「身体作りのスーツも含めて、とにかく分厚くしたかった」とスナイダーはこだわりを明かしている。「本当に相手を痛めつけられるような存在にしたかった。あのカウルを描いた時に、“おお、これぞバットマンだ”と、もう、彼しかいないと思ったんです」。

そのビジョンと共にアフレックを起用するためには、「確かに説得は必要でした」という。「でも僕が本気で決めて、ベンと何度か一緒にランチして、話をするうちに、彼の方も僕の思い入れを、バットマンをシンボル的にどう描きたいのかということをわかってくれた」。アフレックの方も最後には「わかった、やりましょう」と引き受けてくれたという。「“多分、一生ずっと付きまとう役かもしれないけど、それでもやりましょう”と」。

皮肉なことに、バットマン役は結果的に、アフレックにとっては厳しい経験ともなった。スナイダーが分厚さにこだわったスーツの着心地は最悪だった。「とてもヒーローの気持ちにはなれませんよ。すぐに疲れるし、汗だくになって、顔を流れる汗を隠そうとする」と、アフレックは後に語っている

また、スナイダーが離脱した後の『ジャスティス・リーグ』の撮影経験は「最悪の後味の悪さ」「二度とこんなことはやりたくない」「心が折れた」「ホテルから飛び降りようと思った」「限りある人生をこれ以上無駄にしたくない」と徹底的に嫌悪。ただし『ザ・フラッシュ』(2023)で再演したときは「楽しんでいますよ!」とご機嫌。バットマン役そのものには愛情を残したままでいるようだ。

※Amazon のアソシエイトとして、THE RIVERは適格販売により収入を得ています。

Source:Happy Sad Confused

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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