【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』脚本であの人たちの呼称が判明してスッキリ

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の重大なネタバレが含まれています。

「ライミ版ピーター」「トビー版ピーター」の呼び方、脚本上ではこうでした
人は、経験のないものに遭遇した時、ひとまずの呼称を求めるものだ。デイリー・ビューグルのJ・ジョナ・ジェイムソンだって、ドクター・オクトパスなどの名前をつけて、その存在を伝えようとした。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、我々だって経験のないものに遭遇した。同じピーター・パーカーだが、過去のシリーズから呼び寄せられた別のピーター・パーカーの存在だ。彼らをどう呼ぶべきかは、ネッドだって困惑していたし、本人らもひとまず“ピーター1”“ピーター2”“ピーター3”と即席の呼び名を発案していたが、我々だってどう呼ぶべきかはハッキリしていない。「ライミ版のトビー・マグワイアのピーター・パーカー」と「『アメスパ』版のアンドリュー・ガーフィールドのピーター・パーカー」を端的に呼び表す方法は、これまで統一されていなかったのだ。「ライミ版ピーター」「トビー版ピーター」といったように、表現にゆらぎがあったのである。
ところが本作の脚本がオンラインに公開されたことによって、彼らの呼称にも一定の公式見解が与えられた。脚本上で彼らは、“Raimi-Verse Peter”、 “Webb-Verse Peter” と表されているのだ。
言わずもがな、Raimiとはサム・ライミ監督、そしてWebbとはマーク・ウェブ監督のこと。つまり彼らは「ライミバース・ピーター」「ウェブバース・ピーター」と呼ぶべきというのが、良き収まりどころというわけだ。同時に、彼らの世界も「ライミバース」「ウェブバース」という呼称でひとまずOKというわけである。