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『スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クインの物語は「かなり簡略化されていた」監督語る ─ ジョーカーに反抗する案も

スーサイド・スクワッド
SUICIDE SQUAD and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved

2016年の映画『スーサイド・スクワッド』は、ジョーカーやハーレイ・クインなどDCコミックスの人気ヴィランが多数登場、初の実写映像化となるキャラクターもあり、ファン注目の一作となっていた。個性豊かな悪党らが”自殺同然のミッション”を通じて絆を深めるドラマが見どころのひとつだったが、一方で批評家や観客からの評価は賛否両論。Rotten Tomatoesの批評家スコアは28%に留まっている(本記事公開時点)。

この映画が語られる際、論点のひとつとなるのが「寄せ集めの悪党たちの間に綺麗な仲間意識が芽生えるのは都合が良すぎないか」というもの。この描写については、デヴィッド・エアー監督もある種の心残りがあるようだ。

Twitter上でとあるファンがデヴィッド監督に対し、もしも今後ハーレイ・クインの映画製作を行うことがあれば、「ハーレイはジョーカーから開放され、スーサイド・スクワッドという新しい友を愛する術を学んでほしい」とリクエスト。このツイートに別のファンが反論を行うと、デヴィッド監督は「正にそういうこと」と同意した。デヴィッド監督自身が共感したツイートとは、以下のような内容だ。

「”新しい友を愛する”だって(笑)。彼女がみんなと出会って、たった一日でしょ。こいつらのやっすい友情は酷かった。彼らは無理やり組まされてるだけで、実際にはお互いが嫌いなの。本物のハーレイならみんなを裏切ってジョーカーを選ぶはず。『バットマン:アサルト・オン・アーカム』のときみたいに。」

ここに別のファンが、「えっと…、ハーレイがスクワッドのみんなを友達にするのはあり得ないけど、ディアブロがみんなを”ファミリー”と呼ぶのはアリなんですか?どっちなの?お互いを憎み合っているのか、愛し合っているのか」と尋ねる。これを受けてデヴィッド監督は、次のように説明した。

「2人は別のキャラクターです。ハーレイの物語は、ざっくり簡略化されている。(スタジオの)支持通りにやるのも楽しかったけれど、公開されたものは元々組んでいたものとかなり違っていることを分かってもらえれば。」

注意

ここからは、『スーサイド・スクワッド』のネタバレ内容が含まれています。

なお、この一連のツイートの始まりにて、デヴィッド監督は自身の言う「元々組んでいたもの」の一部を明かしている。それは、ハーレイらタスク・フォースXがアマンダ・ウォーラーを救出した後、ジョーカーがヘリコプターでハーレイを迎えに現れるシーンについて。ハーレイはジョーカーと共に逃走を試みるが、アマンダの指示によりヘリは被弾、ジョーカーは機体から落下したハーレイと離れ離れになっていた。

デヴィッド監督が構想していた案では、この事故後にジョーカーはエンチャントレスと契約を交わしていたのだという。どのような契約だったのかは分からないが、ジョーカーはハーレイを連れ帰って”キング・オブ・ゴッサム”となるつもりだった。しかしハーレイはここでジョーカーに反抗し、”新しい友”であるスクワッドのメンバーへの裏切りを拒むことになっていた。「スクワッドは彼を刺激してしまい、そしてジョーカーは逃げてしまうのです。」

デヴィッド・エアー監督は、これまでも『スーサイド・スクワッド』に関する(反省とも取れる)後日談を語っており、2017年12月には同作への酷評レビューを目にして傷つき、「喉をかき切ろうかと思った」「全て理解しました。もう絶対に失敗しない」との思いを明かしていた

同作は続編の予定もアナウンスされているが、詳しいスケジュールは明かされていない。直近の進捗としては、脚本の草稿が完成したばかり。共同執筆を手がけたトッド・スタッシュウィック氏によれば、「エキサイティングなストーリーとキャラクターの深掘りを意識しました。」「自信作です」ということである。監督は、デヴィッド・エアーに代わって『ザ・コンサルタント』(2016)のギャビン・オコナーが継ぐ

Source:David Ayer

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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