米ワーナー『スーサイド・スクワッド2』の製作を「非常に優先」 ― しかし進捗状況は未知数

米ワーナー・ブラザースが、DC映画『スーサイド・スクワッド2(仮題)』の製作を重要視していることがわかった。前作『スーサイド・スクワッド』(2016)でリック・フラッグ大佐を演じたジョエル・キナマンが明かしている。
ウィル・スミスがデッドショットを、マーゴット・ロビーがハーレイ・クインを、そしてジャレッド・レトがジョーカーを演じた前作は、DCの人気ヴィランがチームを組まされて魔女エンチャントレスに挑むというストーリー。脚本・監督は『フューリー』(2014)のデヴィッド・エアーが務めていた。

ワーナーは「非常に優先」、しかし時期は不明
米Colliderのインタビューにて、キナマンは『スーサイド・スクワッド2』の脚本や撮影スケジュールについて尋ねられている。しかし彼は「何も知らないんです」と述べて、ワーナー内部の動向のみを教えてくれた。
「(『スーサイド・スクワッド2』を)懸命に進めてもらっている、ということだけは知っています。ワーナー・ブラザースは非常に優先してくれているんですよ。ただ、映画をきちんと作ることも同じくらい大切なことですからね。(前作は)ある意味で奇跡だったとみんな思ってるんですが、一部はそうじゃなかったでしょう。本当に大切なのは、素晴らしかったところを活かしながら、うまくいかなかったところを修正すること。準備は進んでいますし、(進捗も)もうすぐわかると思います。脚本を読むのが楽しみですよ。」
キナマンは先日のインタビューでも前作の反省点を語っており、次回作を「地に足の着いたストーリーに」と提案していた。どうやら、その仕上がりにはよほど思うところがあったのだろう……。
『スーサイド・スクワッド2』については、2017年12月、カタナ役の福原かれんがTHE RIVERの独占取材に対して「2018年撮影です、と言われているんですけど[中略]いつ撮影開始なのかも分かってません」「内容もまだ知らされてないんですよ」と話していた。それから約2ヶ月が経過するが、出演者の知る情報にほとんど変化はないものとみられる。
ちなみに2018年1月、キナマンはInstagramに『スーサイド・スクワッド』出演者とのトレーニング写真を投稿していた。何か動きがあったのか……とも思われるが、続編の製作とトレーニングの関連性は定かでない。
なお『スーサイド・スクワッド2』には、前作のデヴィッド・エアー監督に代わって、『ザ・コンサルタント』(2016)などを手がけたギャヴィン・オコナー監督が新たに就任する。どうやら、キナマンはオコナー監督との面会をすでに済ませているようだ。
「彼(オコナー監督)とは少しだけ話しました。彼が参加してくれることに、すごくワクワクしてますよ。最高の人選だと思います。どんなものを考え出してくれるのか、知るのが楽しみですね。」
映画『スーサイド・スクワッド2』の劇場公開日、撮影スケジュールなどは不明。引き続き、今後の情報に注目したい。
Source: http://collider.com/joel-kinnaman-interview-altered-carbon/
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