ファルコン役アンソニー・マッキー、新鋭ホラー監督の新作映画へ出演交渉中 ― 『フィフティ・シェイズ』ジェイミー・ドーナン共演か

映画『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のサム・ウィルソン/ファルコン役で一躍ブレイクした俳優アンソニー・マッキーが、気鋭のホラー監督コンビによる新作映画『Synchronic(原題)』への出演交渉に入っているという。米Deadline、The Hollywood Reporterが報じている。
報道によると、『Synchronic』で監督・製作を兼任するのはジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド。『キャビン・イン・ザ・ウッズ』(2012)や『V/H/S ファイナル・インパクト』(2014)の短編「Bonestorm」、『モンスター 変身する美女』(2014)、『アルカディア』(2017)と、いずれも低予算ホラー映画かつ日本では小規模公開ながら高い評価を集めてきた二人組だ。
アンソニーが出演交渉に入っている最新作『Synchronic』は、米ルイジアナ州ニューオーリンズを舞台に、この世ならざる効力を持つデザイナードラッグに関連して起こった連続死事件をきっかけとして二人の救急隊員の日常が破壊されていくSFスリラー。脚本はベンソン監督が執筆しており、アンソニーのほか『フィフティ・シェイズ』シリーズのジェイミー・ドーナンも出演交渉に入っているという。

『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の劇場公開を控えた今、アンソニーは出演作品が多数待機中だ。人種差別を題材としたヤングアダルト小説『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』(岩崎書店刊)を映画化した『The Hate U Give(原題)』のほか、メキシコ映画『MISS BALA/銃弾』(2011)のリメイク企画、エイミー・アダムス&ジュリアン・ムーア&ゲイリー・オールドマンという豪華キャストに加わるミステリー映画『The Woman in the Window(原題)』、そしてNetflixドラマ「オルタード・カーボン」シーズン2が控えているのである。話題作ばかりが並ぶアンソニーの強力な作品チョイス、今後も目が離せない…!
映画『Synchronic(原題)』の公開・撮影時期は不明。
Sources: Deadline, THR
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