タロン・エジャトン、Apple TV+新作ドラマで放火捜査官役に ─ 「ブラック・バード」クリエイターと再タッグ

『キングスマン』シリーズのエグジー役で知られ、伝記音楽映画『ロケットマン』(2019)でエルトン・ジョン役を演じたタロン・エジャトンが、Apple TV+の新作ドラマ「Firebug(原題)」に主演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
本企画は、問題を抱えた刑事と謎めいた放火捜査官が、2人の連続放火魔を追い詰めていくシリーズ。フィクションだが、米Truth Mediaでケイリー・アンソリスがホストを務めるポッドキャスト番組「Firebug」で紹介された、実際に起きた事件のいくつかに着想を得ているという。
エジャトンは放火捜査官役を演じ、相手役となる刑事役のキャストは未定。同じくエジャトンが主演したApple TV+のリミテッドシリーズ「ブラック・バード」(2022)を手がけたデニス・ルヘインがクリエイター・脚本・製作総指揮を務め、再タッグを組むことになる。もともとルヘインは小説家で、『ミスティック・リバー』(2003)『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007)『シャッター アイランド』(2009)などはルヘインの原作を映画化した作品。「Firebug」でも、作家ルヘインによる力強いストーリーテリングが期待できそうだ。
エジャトンは、番組ホストのアンソリス、「ブラックバード」のリチャード・ペレプラー、ダン・フリードキン、『運び屋』(2018)のブラッドリー・トーマス、『幸せの行方…』(2010)のマーク・スマーリングと共に製作総指揮も担当する。
なおエジャトンは、「Firebug」のほか、世界的人気ゲーム『テトリス』の知的財産権を管理する会社「ザ・テトリス・カンパニー」の創設者、ヘンク・ロジャースを描く伝記映画『Tetris(原題)』が待機中だ。
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Source: Variety