『アメイジング・スパイダーマン3』は法的に実現可能、マーベル元弁護士が解説

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開後に『アメイジング・スパイダーマン3』を求めるファンの声が高まっている。映画製作では、権利上の都合によって実現したくても出来ないケースもあるようだ。では、『アメイジング・スパイダーマン3』は法的に可能なのだろうか?
そんな気になる疑問をディズニーとマーベル・スタジオの弁護士だったポール・サーカー氏が米Screen Rantにて解説している。
「法的な観点からは何でも可能ですが、ビジネスやクリエイティブな観点から見ると可能だとは限りません。弁護士として法的に、ビジネスやクリエイティブ・チームの方向性や要望に対応することが度々あります。スパイダーマンは、ソニーが独占権を保有していると存じています。理論的には、このフランチャイズにアンドリュー・ガーフィールドが『アメイジング・スパイダーマン3』で参加を望んだ場合、その予算があれば、法的にはそのために必要な書類を作成することが可能です。」
弁護士いわく、『アメイジング・スパイダーマン3』の実現は法的には問題ないとのことだが、クリエイティブ面においてはガーフィールドの意志にかかっていると続けている。
「アンドリュー・ガーフィールドが望まないかもしれませんよね。彼は俳優業を休みたいと公言していますし、創造面で『アメイジング・スパイダーマン3』を作りたいと思っていないかもしれませんから。」
あくまで弁護士は、ガーフィールドが主演した『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ2作がソニー・ピクチャーズで製作されたため、マーベル・スタジオの関与は想定しない上で“可能”だと述べているようだ。よって、『アメイジング・スパイダーマン3』をMCUで実現させるなら、法的にはソニーとマーベル・スタジオ、そしてガーフィールドの意向次第ということになるのかもしれない。
なお、米ソニーはファンがシリーズ第3作を求めていることを知っているとSNSで反応。ガーフィールド本人は、「僕から最新情報はありません。誰も僕の言うことを二度と信じないでしょう。それが僕の問題です」と答え、その後に「俳優を一時的に休業したい」との意向を明かしていた。
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Source:Screen Rant
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