アンドリュー・ガーフィールド、俳優業ストップへ ─ 多忙な2021年、「しばらく普通になりたい」
俳優アンドリュー・ガーフィールドが俳優を一時的に休業する意思を明かした。その活躍ぶりを見れば納得せざるを得ないが、果たしてその真意とは?
2021年、アンドリューは多忙なスケジュールに追われた。『タミー・フェイの瞳』と『tick, tick…BOOM! チック、チック…ブーン!』、2本の主演作が公開を迎え、更に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではサプライズ出演。忙しいのは撮影期間だけでなく、公開前後で行われる連日のプロモーションにも、それぞれの作品でアンドリューは精力的に臨んでいた。
また、2022年に入るとアワードシーズンに突入。『タミー・フェイの瞳』と『tick, tick…BOOM! チック、チック…ブーン!』はアカデミー賞やゴールデングローブ賞など各アワードにノミネートされ、アンドリューも授賞式に参加していた。
そんな大忙しのアンドリューは、現地時間2022年4月28日よりプレミアを迎えた米FX製作の主演ドラマ「Under the Banner of Heaven(原題)」のプロモーションのため、米Varietyの取材に出演。ここでアンドリューは、現在のキャリアについて「幸運としか言いようがありません」と謙遜しながらも、一時的にストップする意向を明かしている。
「これからちょっと休みを取るつもりでいるんです。ちょっと休んで、次に何がしたいのか、人間としてどうなりたいのかをしばらく考えてみる必要があって。アワードシーズンって、洗濯機みたいなものですからね。楽しいし、好きな人達に会えるし。そういったコミュニティの一員でいれることや、そのダイナミックさに直接関われることは光栄ですし、嬉しくてラッキーなことだけど、今はちょっと、普通にならなければいけないなと思っているんです。」
アンドリューは今後、ミニシリーズ「Brideshead Revisited(原題)」への出演を控えているようだが、同作は企画が発表されたばかりである為、撮影開始はしばらく先になるはず。これを除けば携わっている新作はなく、アンドリューは意向通り休業期間に入っていくと見られる。インタビューでは具体的な期間を明かさなかったアンドリューだが、それは心の赴くままにということで、本人の意思を尊重してカムバックを待ちたい。
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Source: Variety