ルーカスフィルム、『スター・ウォーズ』タトゥイーン舞台のスピンオフ映画を見送っていた ― 『オビ=ワン・ケノービ』との推測も

映画『スター・ウォーズ』シリーズを製作するルーカスフィルムが、惑星タトゥイーンを舞台とするスピンオフ映画の企画を見送っていたことがわかった。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)で美術監督を務めたニール・ラモント氏が明かした。

これまでラモント氏は『スター・ウォーズ』にとどまらず、『ハリー・ポッター』や『007』シリーズ、さらには『アベンジャーズ』(2012)など数多くの作品に携わってきた。米Cinema Blendが取材の中で「今後やってみたいユニバースや(フィクションの)舞台はありますか?」と尋ねたところ、ラモント氏はこう述べたという。


「『スター・ウォーズ』の新しいスピンオフ映画に関して、仕事を始めたばかりだったんです。タトゥイーンに自分たちの足跡を残そうとしていました。面白かったでしょうね。[中略]だからうまくいって、もしも(企画が)復活するなら、(タトゥイーンに)より踏み込める掘り下げる機会になりますね。」

2018年6月、『ハン・ソロ』の米国興行収入が期待されたほどの数字に届かなかったことを受けて、ルーカスフィルムがスピンオフ映画の企画を保留にしたとの報道が流れた。ルーカスフィルムは一連の報道について「不正確」とコメントしたが、計画が存在するといわれていたオビ=ワン・ケノービやボバ・フェットのスピンオフ映画については、米国メディアの取材を経てもなお正確な状況がつかめないままだ。

ラモント氏は企画の詳細を明かしていないため、この映画については“タトゥイーンを舞台とする作品だった”ということ以外はわからない。いずれにせよ、「仕事を始めたばかり」の段階で企画が中止されたと証言されている以上、8月現在までの数ヶ月間でなんらかの動きがあったことは間違いなさそうだ。

 

この発言を引き出したCinema Blendは、中止になったスピンオフ映画は『オビ=ワン・ケノービ』ではないかと推測している。アナキン&ルーク・スカイウォーカーが育った惑星タトゥイーンでは、ルークの誕生後、オビ=ワンがその成長を見守るため隠遁生活を行っていた。オビ=ワンのスピンオフ映画が『エピソード3/シスの復讐』(2005)と『エピソード4/新たなる希望』(1977)の間を描くものだとすれば、タトゥイーンが主な舞台となる可能性は高いだろう。
ちなみにオビ=ワンのスピンオフ企画については、2017年8月の時点で企画の存在が報じられていたほか、2019年1月から撮影が行われる可能性も伝えられていた。ただし2018年6月の取材では、その動向は不明とされている。

『スター・ウォーズ』シリーズは、現在J・J・エイブラムス監督によって『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』の撮影が行われている。企画中の新シリーズやスピンオフ映画については、引き続き今後の情報を待ちたい。

Source: CB
©Twentieth Century-Fox Film Corporation Photographer: John Jay 写真:ゼータ イメージ

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