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『ザ・バットマン』ロバート・パティンソン、バットスーツ姿を初公開 ─ カメラテスト映像を監督が公開

バットマン batman
Photo by Jeremy Thompson https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2b/Batman_The_Ride_at_Six_Flags_Great_America_9.jpg

DCコミックスの人気ヒーロー、バットマンの新たな単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』より、ブルース・ウェイン/バットマン役のロバート・パティンソンがバットスーツに身を包んだ初めての映像が米国で公開された。脚本・監督のマット・リーヴスが、“カメラテスト”として撮影した映像をVimeoに投稿したものだ。

赤い照明、薄暗い空間にたたずむロバート・パティンソン版バットマンのスーツは、胸にコウモリのシンボルが鈍い光を放ち、どこか全体的に“アーマー”という印象。ゲーム『バットマン アーカム・ナイト』との類似や影響を指摘する声もあり、このアーマーのトーンからは、若き日のブルース・ウェインの“探偵物語”になるという本作の作風も想像されるところだ。リーヴス監督は、製作にあたって、ノワール映画やアルフレッド・ヒッチコック監督のミステリ映画を参考にしているというのである。

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カメラテストの映像を撮影したのは、本編の撮影監督を務めている『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のグレイグ・フレイザー。音楽も本編と同じくマイケル・ジアッキーノが担当しているが、今回の楽曲がそのまま映画にも使用されるのか、あるいは今回かぎりの楽曲なのかは不明だ。

なおワーナー・ブラザース/DCコミックスは、大ヒット作『ジョーカー』(2019)の際にも、公開から1年前の時点で主演ホアキン・フェニックスのジョーカー姿を“カメラテスト”と称して公開していた。主演俳優がどのようにしてコミックの人気キャラクターに“化ける”かを早い段階でお披露目するという方法は、もしかすると今後の恒例になっていくのかもしれない。

ブルース・ウェイン/バットマン役は、『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)などのロバート・パティンソン。セリーナ・カイル/キャットウーマン役を『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ、エドワード・ナッシュトン/リドラー役をポール・ダノ、オズ・コブルポット/ペンギン役をコリン・ファレル、ゴードン刑事役をジェフリー・ライト、アルフレッド・ペニーワース役をアンディ・サーキス、暗黒街の首領カーマイン・ファルコン役をジョン・タトゥーロが演じる。

映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定

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Source: Collider, Matt Reeves

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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