『ザ・バットマン』が『ダークナイト』に次ぐ高評価を獲得、米レビュー好評

クリストファー・ノーラン監督作、クリスチャン・ベールのバットマンとヒース・レジャーのジョーカーが激突した『ダークナイト』(2008)といえば、アメコミ映画ファン、DC作品ファンのみならず、多くの映画ファンにとって永遠の名作のひとつに数えられる作品だ。
『ダークナイト』は何度見ても大好きだという方は、最新作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』にも大いに注目すべきだ。バットマン新章を描くこの作品、各メディアでのレビューが解禁されるや高評価が相次いでおり、米レビューサイトのRotten Tomatoesでは『ダークナイト』に次ぐ高スコアを叩き出しているのである。
本記事時点で、『ザ・バットマン』のRotten Tomatoes批評家スコアは88%。これは『ダークナイト』の94%に続く、バットマン実写作品史上2位という高評価だ。『ダークナイト』トリロジーと比較すると、『ダークナイト ライジング』(2012)の87%、『バットマン ビギンズ』(84%)を凌駕している。
ほか、『バットマン リターンズ』(1992)の80%、『バットマン』(1989)の72%といった、80〜90年代のバットマン映画よりも高評価。CGアニメ映画『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)の90%といったダークホースもありつつだが、『ザ・バットマン』はバットマンの実写作品としてトップクラスの評価を受けているのである。
海外レビューでは「今の時代にふさわしいバットマン」(New York Magazine)「バートン、ノーラン、スナイダーの作品同様、リーヴスとそのチームは独自のスタイリッシュな重厚感を作り上げており、それを3時間続けている。これが実現されているのは率直に驚くべきことだ」(BBC.com)「スーパーヒーローという概念そのものを解体し、問い正そうとする姿勢によって、このジャンルにおける最高傑作に加わった」(Variety)と概ね高評価だ。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』日本公開は2022年3月11日。『ダークナイト』に続く、新たなお気に入りの一作となるかもしれない?
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Source:Rotten Tomatoes