『ザ・バットマン』ベン・アフレック版の脚本は使用せず!ゼロから再執筆中 ― 2019年公開との報道も

DCエクステンデッド・ユニバース作品『ザ・バットマン(仮題)』を手がけるマット・リーヴスが、同作の製作状況が未だ初期段階にあることを明かした。
同作は当初、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)よりブルース・ウェイン/バットマン役を演じているベン・アフレックが主演・脚本・監督を兼任する方向でプロジェクトが進められていた。しかし2017年1月にアフレックが監督を降板し、後任者としてリーヴスが起用されていた。

リーヴス監督は現在、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の製作を終えたばかり。最近のインタビューでは『ザ・バットマン』が「始まったばかり」であると話していたが、どうやら同作は脚本をゼロから執筆し直しているようだ。

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』より © 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC Comics


MTVのポッドキャスト「ハッピー・サッド・コンフューズド」に登場したリーヴス監督は、ベン・アフレックが撮る予定だった当時の脚本が現在も使われているかどうか問われると「ノー」と否定した。

新しいストーリーだよ。もう一度やり直しているんだ、楽しみにしているよ。とてもクールな映画になると思う」

『ザ・バットマン』の脚本は、ベン・アフレックとDCエンターテインメントのジェフ・ジョンズ、『アルゴ』(2012)を執筆したクリス・テリオの3人が執筆していると報じられていた。しかしリーヴス監督の登板によって、3人による脚本はお蔵入りになったというわけだ。
新たに脚本を手がけている人物の名前は明かされていないが、自身も脚本を執筆するクリエイターゆえ、リーヴス監督が単独で脚本・監督を兼任することになる可能性もある。

ウェブメディア「UPROXX」のインタビューで、リーヴス監督は『ザ・バットマン』を引き受けるにあたり、自身の創造性を作品に反映することをワーナー側に認められていることを明かしている。脚本をゼロから作り直していることはその第一歩といえるだろう。
すでに「ヒッチコックの影響を受けた」「ノワール風の探偵映画」を目指すと明言されているだけに、『ザ・バットマン』はベン・アフレック版の構想や『バットマン vs スーパーマン』とは方針ごと大きく異なる映画になりそうだ。ジョー・マンガニエロが演じる予定だったヴィラン、デスストロークは果たして登場するのだろうか……。

なおバラエティ誌は、『ザ・バットマン』が「2019年の公開になるとみられる」と報じている。これが何らかの情報源によるものかどうかは不明だが、確かに現状の製作ペースでも違和感のないスケジュールだといえそうだ。今後の進捗に引き続き注目したい。

Sources: http://variety.com/2017/film/news/matt-reeves-throws-out-script-the-batman-1202494888/
http://www.mtv.com/news/podcasts/happy-sad-confused/matt-reeves/
http://uproxx.com/movies/matt-reeves-war-for-the-planet-of-the-apes-the-batman/
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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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