「ザ・ボーイズ」あらすじ、シーズン2まで復習 ─ メンバー&キャスト紹介、シーズン3&スピンオフ情報も

世界で人気爆発中のAmazonプライムドラマ「ザ・ボーイズ」。シーズン1の一挙配信とは異なり、第3話以降毎週配信されてきたシーズン2もいよいよ大詰め、2020年10月9日に最終回を迎える。
シーズン2では、数々の危険なミッションに挑んできた“ザ・ボーイズ”と、メンバーの入れ替えを経てそれぞれに大暴れしてきた外道のヒーロー集団“セブン”共に、知られざる過去が明かされ、両者の闘いもヒートアップしてきた。そんなシーズン2の完結を見届けるにあたって、これまでの流れを改めて振り返ると更に楽しく鑑賞できるかもしれない。
また、THE RIVERは最終話(第8話)配信日の10月9日21時より、Twitchの「Watch Party」機能を活用した同時視聴祭を開催する予定だ。
本記事では、「ザ・ボーイズ」のあらすじやキャラクターなどを一気にご紹介。既に制作決定となったシーズン3やスピンオフ企画、アフターショー情報などもあわせてお見逃し無く。
「ザ・ボーイズ」のここがスゴい
「ザ・ボーイズ」は、スーパーヒーローの皮を被った外道集団“セブン”と、彼らを巧みに操って巨大ビジネスを手掛ける“ヴォート社”、その闇を暴こうと果敢に挑むアウトロー集団“ザ・ボーイズ”の熾烈な攻防を描く。
これまでのスーパーヒーロー作品の概念を根底から覆すキャラクター設定や物語は、世界中のファンを驚愕させると共に、弱者が強者に立ち向かう姿が多くの共感を呼んでいる。
R-18指定の本シリーズでは生々しくグロテスクな過激すぎる描写が次々と登場。その最中に展開されるヒューマン・ドラマにも注目の新たなスーパーヒーロー作品だ。
それでは、シーズン1とシーズン2最終話直前までのストーリーの流れを、ネタバレありで復習していこう。
シーズン1 あらすじ
ここからは、「ザ・ボーイズ」シーズン1のネタバレが含まれています。
家電店の販売員として働く平凡な青年ヒューイ(ジャック・クエイド)は、ガールフレンドのロビンと街を歩いていた。2人はキスを交わし、他愛のない話をしていたが、ヒューイの前から突然ロビンが姿を消す。気づくと血まみれになっていたヒューイ。状況が飲み込めずにいたが、なんと“ヴォート社”擁するスーパーヒーロー“セブン”の1人、Aトレイン(ジェシー・T・アッシャー)の不注意でロビンの身体は一瞬にして飛び散り、殺されてしまった。
“ヴォート社”は事故を隠蔽しようと、ヒューイに示談を持ちかける。失意に沈むヒューイの元にビリー・ブッチャー(カール・アーバン)と名乗る男が現れ、“セブン”への復讐に誘う。一度は断るも、ヒューイは言われるがままブッチャーについていくことに。スーパーヒーローをひどく嫌うブッチャーはかつての仲間であるフレンチー(トメル・カポン)に声をかけ、“ザ・ボーイズ”の再結成に乗り出す(後にラズ・アロンソ演じるマザーズミルク、福原かれん演じるキミコも参加)。

一方、“セブン”は前メンバーであるランプライターの後任として、新人であるスターライト/アニー(エリン・モリアーティ)を抜擢。幼き頃からの念願叶い、“セブン”のメンバーとなったスターライトだが、“セブン”のメンバー、ディープ(チェイス・クロフォード)からセクハラをされ、洗礼を受ける。“セブン”の腐敗ぶりを実感するスターライトとガールフレンドを亡くしたヒューイ。それぞれ辛い出来事に悩む2人は偶然公園に出会い、互いの素性を知らずに仲を深めていくことになる。

ヒューイとブッチャーは、“セブン”の1人トランスルーセント(アレックス・ハッセル)の拘束に成功。ヒューイはトランスルーセントを爆殺してしまう。一方、Aトレインは謎の強化薬コンパウンドVを摂取していた。これを既に突き止めていた“ザ・ボーイズ”は、Aトレインの恋人ポップクロウを脅迫し、コンパウンドVの入手先を聞き出すことに成功する。
ある日、ハイジャックされた航空機を救助する任務についたホームランダー(アントニー・スター)とクイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)。しかし、任務遂行を困難と判断したホームランダーは、クイーン・メイヴの反対を押し切り、乗客全員を見殺しにしてしまう。“ヴォート社”は海上にある証拠が詰まったブラックボックスをディープに探しに行かせてこれを隠蔽。後に行われた追悼集会では“セブン”の国防参加の為の契約を推し進めようとする。