『ソー:ラブ&サンダー』惑星ひとつ分のシーンが全カット?ナタリー・ポートマンが明かす

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ソー:ラブ&サンダー』の上映時間は1時間59分になるようだが、主演のクリス・ヘムズワースとタイカ・ワイティティ監督は、実際には即興的に撮影されて本編入りしなかったシーンが山ほどあると明かしている。その点について、ジェーン・フォスター/マイティ・ソー役でカムバックするナタリー・ポートマンも新情報を提供した。
ヘムズワース&ワイティティは、『ラブ&サンダー』は初期段階で4時間尺のバージョンが存在していたと説明していた。その情報を耳にした米Colliderがポートマンとのインタビューで、「削除されたシーンがいくつかあると聞きました。惜しいと思うものはありましたか?」と質問し、こう答えている。
「いっぱいあります。本当にたくさんあって、それがタイカ・ワイティティによるプロジェクトの楽しくもあり、悲しいところではないでしょうか。彼は数多くの素晴らしい素材を大量に生み出すので、映画が無限の長さになり得ます。
その結果、信じられないほど面白くて感動的なコメディやドラマがカットされてしまうんです。だから、(削除されて惜しいシーンは)たくさんあります。もう本編には入っていない、惑星ひとつ分のシーンがあるんです。」
その答えにインタビュアーが、「削除されたシーンをまとめてリリースしてほしいと、監督にお願いしないといけませんね」と反応すると、ポートマンも同意。「そういったシーンがDVDの特典かどこかに収録されて、リリースされることを祈っておきます。かなり素晴らしい内容ですから」と付け加えている。
キャストと監督が揃って明かした、惜しくも削除されてしまったシーンの数々。そのままお蔵入りとするにはもったいない気も。ポートマンが言うように、劇場公開後にDVDやBlu-rayに収録されたり、ディズニープラス(Disney+)で配信されたりすることを期待したい。
『ソー:ラブ&サンダー』は2022年7月8日に劇場降臨。
Source:Collider