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『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』ナタリー・ポートマン、ジェーン役の重要設定を明かす

クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48470999262/ Remixed by THE RIVER

『マイティ・ソー』シリーズの第4作、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の重要設定のひとつを、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが認めた。

ナタリー演じるジェーンのシリーズ復帰は、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)以来。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)には過去映像によるカメオ出演を果たしたが、『ラブ&サンダー』は2022年公開なので、実に9年ぶりの本格登場となる。米Yahoo!にて、ナタリーは「すごく楽しみです。筋肉をつけるためにトレーニングを始めました」と語った。今度のジェーンは、ソーとしてムジョルニアを操ることになるのだ。

前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)から続投するタイカ・ワイティティ監督はすでに脚本を完成させており、ナタリーも内容を把握済み。ナタリーは物語について「あまり言えないんです」としながら、「女性ヒーローが登場できるなら、その数は多ければ多いほどいい。(映画は)コミックに基づいていて、ジェーンはガン治療を受けています。だけどスーパーヒーローでもあるんですよ」と明かした。

コミックにおいて、ジェーンは乳がんを患いながらソーとして活躍する。闘病生活を送っているジェーンは、ムジョルニアを振るい、ヒーローとしてアスガルドや人々のために戦う間、スーパーパワーによって病の苦しみから解放されるのだ。しかし、ひとりの人間としてのジェーンはがんに蝕まれていく……。

ワイティティ監督は以前、ジェーンの闘病を映画化する可能性について、「個人的には大好きなストーリー」だと述べつつも「映画に入るかどうかは分かりません」と実際の展開を伏せていた。しかしナタリーの発言により、このエピソードが『ラブ&サンダー』に採用されていることが裏付けられた形だ。ソーとの再会も含め、シリアスな人間ドラマにも期待が高まる。監督は「とんでもなくぶっ飛んだ、けれどもすごくロマンティックな作品」とも語っていたのだ。

映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は2022年2月11日に米国公開予定。撮影は2021年初頭にオーストラリアにて開始される見込みだ。

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Source: Yahoo!

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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