『マイティ・ソー ラブ&サンダー』はクレイジーすぎて「文字にしたら意味がわからんと思う」とワイティティ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の風雲児タイカ・ワイティティが新たに放つ『マイティ・ソー /ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、おそらくMCUの中でもぶっちぎりでクレイジーな作品になりそうだ。
「ここだけの話、僕って今までの人生で、結構ヤバいことやってきたんですよ」と英Empireに語るワイティティ。ぜんぜん「ここだけの話」じゃないと思うが、言いたいことは分かる。そんなワイティティは、「でも、これは僕がやってきた中でもダントツでヤバいやつ」と続けている。
「もしこの映画の内容を文字で書き出したら、意味わからんと思います」と、自分で言っちゃうワイティティ。どれくらい意味わからんのかというと、「こんな映画作らないほうがいいんじゃないかってくらい」というから、相当ヤバいんだろう。「もしも会議で“これとこれとこれをやりたい”って言ったら、誰も乗ってこないでしょう。で、タイトルは何ですかって聞かれたら、『ラブ&サンダー』です、っつって。仕事なくなりますわ。たぶんもう今回で終わりですね」。
一体どんなハチャメチャな作品になっているのだろう。ワイティティ監督は、シリーズ前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でも型破りな作風を炸裂させたが、今作は「『バトルロイヤル』とはぜんぜん違う。もっとクレイジー」と予告している。「どう違うかって、今作はもっとエモーショナルだし、もっとラブだし、もっとサンダーだし、もっとソー」。なるほど、わからん。
『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』出演はソー役クリス・ヘムズワースのほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットも参戦。今作について「すごく驚愕すると思います。まさにネクストレベル」と語っていた。
ほか、テッサ・トンプソン、ナタリー・ポートマン、ジェイミー・アレクサンダーや、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ショーン・ガンに加え、クリスチャン・ベールやラッセル・クロウといった名優も加わる。つまり、彼ら全員がこのクレイジーすぎる物語に巻き込まれる(?)というわけだ。
映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、2022年5月6日に米国公開予定。
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