ソーが短髪に!『ソー:ラグナロク』公式ビジュアルが解禁 徐々に明かされるキャラクターたち

アメリカのエンターテインメント雑誌、Entertainmnet Weeklyは日本時間2017年3月9日、マーベル映画『ソー:ラグナロク』からオフィシャル画像を独占公開。これまでトレードマークだったロングヘアから一転、爽やかなショートヘアになったソー(クリス・ヘムズワース)ほか、ケイト・ブランシェット演じるヘラや、テッサ・トンプソンのヴァルキリー(またはブリュンヒルデ)、ジェフ・ゴールドブラム扮するグランドマスターの姿も初めて明かされた。
短髪になったソー
ソー自身に起こった変化としては、髪型のイメチェンももちろん気になるところだが、ムジョルニアを所持していない点にも着目したい。思えば、これまでの戦闘時には基本的にムジョルニア頼りのスタイルだったソー。己の拳や、剣など他の武器を使わなければならないとき、その戦闘力はどれほどのものなのだろうか。そもそも、なぜムジョルニアを失ったのか…謎は深まるばかりだ。
ソー役クリス・ヘムズワースはこのイメチェンについて、「毎朝メイクアップのために1時間座らなくていいのはナイスだよ。なんか、役者としてもキャラクターとしても生まれ変わった感じ」と喜んでいるようだ。
惑星サカールでの再会
ソーと喧嘩しているんだかじゃれてるんだかわからないブルース・バナー(マーク・ラファロ)のショットも公開されている。今作の原作コミックのひとつ『プラネット・ハルク』で、ならず者たちが集まる惑星サカールで再会を喜ぶシーンのようだ。ちなみにこの惑星サカールについて、クリス・ヘムズワースは「サカールはヤバい。はるかかなたの未来的な場所なのさ。映画や登場人物に大きな変化をもたらすんだよ」と表現している。もう少し詳しい話を聞いてみよう。
「宇宙のありとあらゆるワームホールからゴミが捨てられるような場所という感じだ。信じられないようなアビリティやパワーを持ったありとあらゆる生命体が集まっている。そこにソーがいようが、どこの王様だか王子だかなんて誰も気にしないんだ。」
同誌が更に明かしたところによると、サカールでは何故かいつの間にかハルクがチャンピオンになっているという。どうやら、ハルクの方がソーより先にサカールに到着していたということらしい。サカール闘技場でのハルクの活躍は、『プラネット・ハルク』の影響が色濃いと見られる。
死を司る女神、ヘラ
今作でヴィランとして登場するのは、ケイト・ブランシェット演じるヘラ。
ソーのお父さんである北欧神話における最高神オーディンと対をなす、『死を司る女神』がヘラです。戦死以外の全ての死者の魂を支配下に置いています。
名誉ある戦死を遂げた勇士の魂はヴァルハラに送られ、このヴァルハラはオーディンの管轄なのですが、ヘラは『死者の魂』を全て支配下に置こうと、オーディンのポジションを狙って、しょっちゅうオーディンやその一族であるソーと争いを繰り広げています。
『ソー:ラグナロク』のヴィラン「ヘラ」役は、ロード・オブ・ザ・リング最恐のあの人!
かなり恐ろしい存在であることは間違いないヘラ。ケイト・ブランシェットの説明によれば、「何千年にもわたって磔(はりつけ)にされていたが、手違いによって解き放されてしまった」という。
最強の女戦士ヴァルキリー
テッサ・トンプソン演じるヴァルキリー(またはブリュンヒルデ)は、原作ではアスガルド最強の女戦士として知られ、ヘタな神よりも強い。人の死期を感じ取る能力を持っていて、絶対に折れないという魔剣ドラゴンファングを武器に戦う。か、かっこいい…(中二)
グランドマスターとロキ
神妙な佇まいでいるのは、ゲームやギャンブルを好むグランドマスター。
また、ロキ様の姿も公開に。相変わらずマイペースにリラックスしている様子がわかる。右奥のカラフルな衣装がグランドマスターのものと同系統な気がするが、ロキは長いものに巻かれてグランドマスター側につくのだろうか。
カラフルでポップな色使いも作品にどう影響するか気になる所。『ソー:ラグナロク』は2017年11月3日全米公開。
Source:http://ew.com/movies/thor-ragnarok-exclusive-first-look-photos/valkyrie-tessa-thompson
https://marvelstudiosnews.com/2017/03/08/thor-ragnarok-cover-ew-shows-off-new-look-god-thunder/
http://www.cbr.com/thor-ragnarok-photos-jeff-goldblum/
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