ティモシー・シャラメ、スーパーヒーロー映画に出演しないよう助言されていた ─「NOハードドラッグ、NOスーパーヒーロー映画」

DCやマーベルをはじめとするスーパーヒーロー映画への出演は多くの俳優にとって憧れの存在だが、ティモシー・シャラメはそんな映画への出演を何者かに止められているようだ。
ティモシー・シャラメといえば、『君の名前で僕を呼んで』(2017)で美しく繊細な演技で世界中の観客を魅了した。以降、グレタ・ガーウィグ『レディ・バード』(2017)『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)、ウディ・アレン『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019)など話題作に相次いで出演を重ねる。今後の作品としては、ドゥニ・ヴィルヌーヴ『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年10月15日公開)、ウェス・アンダーソン『フレンチ・ディスパッチ』(2022年1月28日公開)などが待機中だ。
キャリアを順調に築き上げ、錚々たる監督たちからも一目置かれる若手俳優のティモシー・シャラメは、TIME Magazineのインタビューにて「NOハードドラッグ、NOスーパーヒーロー映画」と過去に受けた助言について話している。「誰とは言えません。僕が怒られてしまうから」と正体を明かすことはできないとしながら、「僕にとって、ヒーローと呼べるひとりで、初めて会った夜に僕の肩に手を回して助言をくれた」と説明した。
そのヒーローからのアドバイスをしっかりと守っているためなのか、ティモシー・シャラメはマーベルをはじめとするスーパーヒーロー映画には現在に至るまで出演していない。もっともシャラメは、MCU版『スパイダーマン』シリーズで、スパイダーマン役のオーディションを受けていたり、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編を繰り返し観たりと、スーパーヒーロー映画への興味はあるようだ。もしかしたら、ヒーローからのアドバイスに従わず、シャラメがスーパーヒーロー映画に出演する日が訪れるかも……?
Source: TIME Magazine , The Hollywood Reporter