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マーベル「ロキ」トム・ヒドルストン、MCU初参戦の共演者に「ロキ講座」を実施

Tom Hiddleston トム・ヒドルストン
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tom_Hiddleston,_Loki_(2).jpg

俳優トム・ヒドルストンの英国紳士ぶりが伺えるエピソードが到着した。自身が主演を務めるDisney+(ディズニープラス)ドラマ「ロキ」にて、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への仲間入りを果たす俳優オーウェン・ウィルソンに、MCUの歴史などを教える「ロキ講座」を開いたのだという。

「ロキ」は、2011年公開の『マイティ・ソー』よりロキ役を演じてきたヒドルストンによる単独作品。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後を舞台に、時空間を越えたロキの新たな冒険が始まる。物語の多くが謎に包まれる中、メインキャストとして、マルチバースを監視して相互の干渉を抑える組織「TVA(Time Variance Authority)」の職員であるメビウス・M・メビウス役でオーウェン・ウィルソンの名が挙げられている。

このたび米ラジオ番組SiriusXMに出演したウィルソンは、MCU初参戦にあたって、『ミッドナイト・イン・パリ』(2012)で共演歴もあるヒドルストンから受けた施しを語っている。いわく、「ロキ講座」なるものを受講したという。

「ロキを演じるトム・ヒドルストンがロキ講座みたいなものを開いてくれました。数日にわたって、全体的な知識など何もかもを一通り説明してくれたんです。他の映画の映像を見せてくれたり、このストーリーに(メビウスが)どう入り込んでいくのかを教えてくれたり。トムは自分が演じるキャラクターについても教えてくれて、とても親切でした。時には自分のキャラクターはこうだと説明してくれたので、助かりました。『ロキ』で僕が演じるメビウスは、ロキを尋問する人なので。とても役立ちました。」

すでに公開されている予告編では、TVAと思しき建物のエレベーター内でロキとメビウスが乗り合わせるシーンが判明済み。さらには、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長いわく、2人が「テーブル越しに脚本15ページぶんのセリフをやり取りするシーン」が劇中に登場するのだという。ウィルソンが語っている“尋問”のシーンである可能性が高いだろう。ウィルソン演じるメビウスは、自由奔放なロキの敵対者のひとりとなりそうな人物だが、カメラの裏では共演者同士、手を取り合いながら作品づくりにあたっているようだ。

ヒドルストンとウィルソンのほか共演者には、『美女と野獣』(2017)ググ・バサ=ロー、『イエスタデイ』(2019)ソフィア・ディ・マルティノー、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)リチャード・E・グラントらが名を連ねている。製作総指揮・脚本は「リック・アンド・モーティ」(2013-)のマイケル・ウォルドロン、監督はNetflixドラマ「セックス・エデュケーション」(2019-)のケイト・ヘロンが務める。2021年5月日米同時予定。

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Source: SiriusXM

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。