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『ヴェノム』上映時間が判明、ソニー『スパイダーマン』史上最短に ― 米レーティングは「PG-13」の見込み

ヴェノム
©&TM 2018 MARVEL

マーベル屈指のダークヒーローであり、スパイダーマンの宿敵ヴェノムを主人公とする単独映画『ヴェノム』の上映時間が明らかになった。米国のチケット販売サイトFandango、米映画館チェーンAMC Theatresのウェブサイトに掲載されている。

このたび公開された情報によると、『ヴェノム』の上映時間は1時間52分(112分)
ソニーが製作する映画版『スパイダーマン』シリーズ作品としては、サム・ライミ監督による3部作、マーク・ウェブ監督による『アメイジング・スパイダーマン』2部作、そして『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のいずれよりも短い、『スパイダーマン』史上最短の一本となる。

https://www.fandango.com/venom-2018-208501/movie-overview スクリーンショット[2018年9月14日14:00]
https://www.amctheatres.com/movies/venom-53391 スクリーンショット[2018年9月14日14:00]

近年、大作ヒーロー映画は長尺化の傾向がある。とりわけ、複数の作品が要素と物語を共有するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品はそうした傾向が顕著にみられるだろう。実は『ヴェノム』の1時間52分という長さは、MCU作品で最も短い『インクレディブル・ハルク』(2008)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014)の上映時間に等しい。
本作はMCUと世界観を共有しないといわれているため、いわばソニーによる映画版『スパイダーマン』ユニバース(SUMC)の第1弾となるわけだ。制約のない、のびのびとしたストーリーテリングに期待しよう。

なお『ヴェノム』は、「目玉…肺…すい臓…全部喰ってやる」というセリフにも象徴されるように、ファンの間ではグロテスクな描写が期待されてきた作品である。したがってR指定が望まれる節もあったわけだが、以前ソニー幹部がR指定の回避を望んだと伝えられていたように、どうやら米国ではPG-13指定作品(13歳未満の鑑賞には保護者の指導が望ましい)となるようだ。
スタジオによる公式発表はなされていないが、Fandangoのエリック・デイヴィス氏は「正式にPG-13指定となった」という情報を入手している。その決断に至った理由も、以前報じられた内容と一切矛盾していない。

『ヴェノム』の(米国)レーティングは正式にPG-13となりました。スタジオの関係者に聞いたところ、理由はスパイダーマンとヴェノムをいずれどこかで対決させるためだそうです。本作がR指定になれば、それは難しいでしょう。」

『ヴェノム』がPG-13指定となる場合、注目すべきは、その描写がいかに“ギリギリを攻めた”ものになるかだろう。決定的なものを見せないことで観客の想像力に委ね、かえってグロテスクな印象を抱かせる演出もありうるわけで……作り手の真価が問われる局面といえるかもしれない。

本作で主人公エディ・ブロックを演じるのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)や『レヴェナント 蘇えりし者』(2015)のトム・ハーディ。そのほか『グレイテスト・ショーマン』(2017)や『マンチェスター・バイ・シー』(2016)のミシェル・ウィリアムズ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のリズ・アーメッドらが出演する。監督は『ゾンビランド』(2009)のルーベン・フライシャーが務め、テーマ曲“Venom”はエミネムが担当した(アルバム「Kamikaze」収録)。

映画『ヴェノム』は2018年11月2日(金)より全国ロードショー。

『ヴェノム』公式サイト:http://www.venom-movie.jp/

Sources: Fandango, AMC, Erik Davis

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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