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『ヴェノム』3部作の計画あり?トム・ハーディは3作契約済み、実現にも前向き

ヴェノム
©&TM 2018 MARVEL

ソニー・ピクチャーズ製作、「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ映画『ヴェノム』は3部作になるかもしれない。主人公エディ・ブロック/ヴェノムを演じたトム・ハーディが、インタビューで気になる発言を残している。

このたびハーディがインタビューを受けたのは、アメリカの映画雑誌Total Film Magazine。ハーディのほかにもアン・ウェイング役のミシェル・ウィリアムズ、ライオット役のリズ・アーメッド、そして監督を務めたルーベン・フライシャーが取材に応じている。

『ヴェノム』は“食前のおつまみ”

『ヴェノム』には続編の噂が長らく流れており、カーネイジ役で出演すると噂されているウディ・ハレルソンは「今回は出番が少ない役なんです」と発言。まるで次回作があるかのような言い回しで話題になっていた。

今回のインタビューで、ハーディは続編の可能性についてコメント。「僕はなんでも歓迎ですよ」と、続編が作られることに前向きな姿勢を示している。「3本の映画に(出演の)契約をしました。だから、可能性が色々ありますよ。まあ、まずは観客のリアクションを見ないとね。かっこいいキャラクターだし、(ヴェノムとエディの)両方とも演じるのはすごく良かったです」と語ったのである。

ヴェノム
©&TM 2018 MARVEL

これは『ヴェノム』が興行的に成功した場合、2本の続編を制作する予定があるということなのか。ちなみにBox Office Proは、本作が2018年10月5日の米国公開後3日間で興行収入5,500万ドル〜8,500万ドルの大ヒットを記録すると予想。この予測通りとなった場合、無事に続編が制作される可能性はかなり高いだろう。加えて、ハーディはこうコメントしている。

「この作品は食前のおつまみ(アミューズ・ブッシュ)みたいなもんで、ソニーにとってはヴェノム・バースを単独で発動するための映画なんですよ。」

本作がまだ食前のおつまみということは、今後一体どんな”メインディッシュ”を作ろうとしているのだろう…?

ヴェノム
トム・ハーディ ©&TM 2018 MARVEL

スパイダーマンとの共演は

『ヴェノム』の続編が制作された場合、気になってくるのが他のマーベル・コミックを原作とした映画とのクロスオーバー。特にファンから熱望されているのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場している、トム・ホランド演じるスパイダーマンとの共演だ。

現時点で、ヴェノムがMCUとクロスオーバーする予定はなし。ハーディは「僕たちは(ヴェノム)単独のユニバースとして準備しました」と、あくまで本作はヴェノムの単独映画であることを強調している。また、フライシャー監督も「ヴェノムについてだけの映画です。そのことだけに集中しました。これはあくまでエディとヴェノムを紹介する映画で、そこからどこに行くかは…どうでしょうね」と今後については固く口を閉ざした。
ただし監督は、ヴェノムの世界を拡張していくことを視野には入れているようで、「もちろん僕たちはこの世界を大きく変革し続けることを考えてますよ。様々な方向に行ける可能性を残しておきたいとも思ってます。この映画にどんな土台が築かれているかは見てのお楽しみですね」とコメントしている。

「様々な方向」にMCUとのクロスオーバーが含まれているかは定かでないが、将来的にクロスオーバーできるよう、ソニー幹部は本作をPG-13にしようとしているとの噂もあり、色々な可能性が否定できない状況だ。
ちなみにハーディは元々ヒーロー・コミックのファンではなかったそうで、今回のインタビューで「ぶっちゃけ、ヴェノムは黒いスパイダーマンだと思ってました」と爆弾発言。もしMCUとヴェノムの世界が交差することになった場合、ハーディのコミックの勉強量は増えることになりそうだ…!

映画『ヴェノム』は2018年11月2日(金)より全国ロードショー。

『ヴェノム』公式サイト:http://www.venom-movie.jp/

Sources: ComicBookMovie.com
©&TM 2018 MARVEL

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。