「ザ・ボーイズ」新ドラマ「ヴォート・ライジング」製作決定 ─ ソルジャー・ボーイ役ジェンセン・アクレス出演、ヴォート社の起源に迫る殺人ミステリー

米Amazonの人気シリーズ「ザ・ボーイズ」の前日譚ドラマ「ヴォート・ライジング(原題:Vought Rising」が製作されることが決定した。「サンディエゴ コミコン2024」でお披露目となった。
米Varietyによれば現地時間7月26日、「サンディエゴ コミコン2024」で行われた「ザ・ボーイズ」のパネルにおいて、ソルジャー・ボーイ役のアクレスがサプライズ登場し、「ヴォート・ライジング」が発表されたという。舞台は1950年代のニューヨーク、ヴォート社の起源に迫る「ねじれた殺人ミステリー」が描かれる。物語では、ソルジャー・ボーイの語られざる初期の活躍や、当時クララ・ヴォートと名乗っていたストームフロントの極悪非道な作戦に焦点が当てられるとのこと。
ソルジャー・ボーイ役のアクレスと共に、「ザ・ボーイズ」ではシーズン2にメイン登場したストームフロント役のアヤ・キャッシュの再演も決定。ショーランナーには、「ザ・ボーイズ」シーズン3&4で製作総指揮を務めたポール・グレロングが就任した。
View this post on Instagram
グレロングと「ザ・ボーイズ」ユニバースを統括するエリック・クリプキは「『ザ・ボーイズ』の世界で、次なる狂ったドラマをお届けできることにワクワクしています」と声明を発表。「血とコンパウンドVにまみれたこの淫らでおぞましい物語で、皆さんの心を揺さぶり、魂をかき乱すのが待ちきれません」。
2019年より始動した「ザ・ボーイズ」は最新となるシーズン4が完結したばかり。シーズン4はシリーズ過去最高となる全世界5,500万人の視聴者数を記録した。次のシーズン5がメインシリーズの完結編となる。「ヴォート・ライジング」の発表とあわせ、アクレスはシーズン5への再登場を正式に認めており、クライマックスへの期待がさらに高まることになった。
View this post on Instagram
現在はスピンオフドラマ「ジェン・ブイ」シーズン2の撮影が行われており、2025年の配信開始が見込まれている。このほか水面下では、メキシコを舞台とした新スピンオフ「 The Boys: Mexico(原題)」も企画中だ。「ザ・ボーイズ」ユニバースは拡大の一途を辿っている。
▼「ザ・ボーイズ」 の記事
それなら「ザ・ボーイズ」辞めてやる ─ シーズン1製作ウラでバトル「何のためにこのドラマやってると思ってるんだ」 絶対に譲れない戦いがそこにある 「ザ・ボーイズ」ホームランダー精神崩壊シーン「うわ、来たぞという瞬間だった」と俳優 キャラクターを決定づけた瞬間 「ザ・ボーイズ」ヒューイ役、『Mr.ノボカイン』のクセで撮影に支障? ─ 「ネイサンはホームランダーを倒したくなると思う」 ヒューイとネイサンは気が合いそう 「ザ・ボーイズ」最終章、もうすぐ撮影終了 ─ ジェンセン・アクレス「僕の出番はすべて終わった」 2026年配信の見込み 「ザ・ボーイズ」スターライト役がバセドウ病診断 ─ 「ストレスや疲労のせいにしなければ、もっと早く気づいていた」「症状あればすぐに検査を」 「我慢する必要はない」