「ワンダヴィジョン」完結に向けて「もっとビッグなMCUらしさ」訪れる ─ モニカ役テヨナ・パリスが予告

完結まで残すところ3話のみとなったドラマ「ワンダヴィジョン」。マーベルの新機軸としての役割を担うと同時に、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4の開幕を華々しく告げた。続くMCU作品へのバトンを渡す時が刻一刻と近づく中、完結に向けては「もっとビッグなMCUらしさ」が見られるのだという。主要キャラクターのひとり、モニカ・ランボー役のテヨナ・パリスが予告している。
「ワンダヴィジョン」では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後、ウエストビューと呼ばれる郊外で新たな生活をスタートさせたワンダとヴィジョンの物語が描かれる。登場するキャラクターには、2人のほか『マイティ・ソー』シリーズからダーシー・ルイス、『アントマン&ワスプ』(2018)からジミー・ウーが合流するなど、はやくもMCUの繋がりを感じさせる展開が見られている。
第5話では、MCUのユニバースを一気に拡大させるようなサプライズ演出がファンを歓喜させたわけだが、これを超える衝撃が完結までに訪れるかもしれない。米Colliderより、「残りのエピソードで視聴者に期待してほしいこと」を聞かれたモニカ役のパリスは、「もっと素晴らしく、最高なストーリーテリング」と返答。パリスは、続けて「クリエイターの方たちは綿密かつ親しみやすい作品を生みだす素晴らしい役目を果たしてくれた」と踏まえた上で、次のように語ったのだ。「MCU要素がまだ残されています。これからもっとビッグなMCUらしさがやってきますよ」。
基本的にはワンダとヴィジョンの生活が描かれる本作で“MCUらしさ”を感じるといえば、ダーシーやウー捜査官のように他のMCU単独作品から登場するキャラクター同士が接触、交流している点だろうか。この意味では、パリスは更なるMCUキャラクターが登場する可能性を念頭においた上で、“MCUらしさ”の到来を予告した可能性も考えられる。ちなみにヴィジョン役のポール・ベタニーは以前、一番盛り上がるエピソードとして「7、8、9話あたり」と答えていたが、このたびのパリスの発言と何か関係があるのだろうか…?
Source: Collider