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【ネタバレ解説】「ワンダヴィジョン」最終話、主なポイントまとめ

ワンダヴィジョン
『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

この記事には、ドラマ「ワンダヴィジョン」最終話の極めて重大なネタバレが含まれています。まだ本編をご覧になっていない方は、必ずご視聴後にお楽しみください。
なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。

ワンダヴィジョン
© 2020 Marvel

ミッドクレジットシーンとポストクレジットシーン

マーベル映画といえば、エンドロール中盤(ミッドクレジット)と最後(ポストクレジット)に挿入される「オマケ映像」がおなじみ。続く作品への重要なヒントが明かされることもあり、見逃せないものとなっている。

「ワンダヴィジョン」では第7話と第8話にミッドクレジットシーンが用意されていたが、最終話ではミッドクレジットとポストクレジットで気になる映像が待ち構えていた。

ミッドクレジットシーン

ミッドクレジットシーンでは、S.W.O.R.D.のヘイワード長官がFBIに逮捕される様子が映し出された後、モニカ・ランボーが事情聴取に呼び出される。実はモニカを呼び出した女性は『キャプテン・マーベル』(2019)にも登場したスクラル人だった。「お母さんの友人の代理」という彼女は天を指差しながら「彼が会いたいと」と告げる。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)ポストクレジットシーンでは、アベンジャーズを結成させたニック・フューリーが宇宙空間にいたことが明らかにされている。「ワンダヴィジョン」最終話のミッドクレジットシーンは、フューリーがモニカを新たなチームの一員として欲していることを示唆しているのかもしれない。原作コミックでモニカは、2代目キャプテン・マーベルとして活躍する。

ポストクレジットシーン

ポストクレジットシーンでは、どこかの山岳地帯を、まるでスタンリー・キューブリック監督の名作『シャイニング』(1997)オープニングを思わせるようにカメラが飛んでいく。その先に待つ小屋の軒先にはワンダがいるが、奥の部屋ではアストラル体となったスカーレット・ウィッチが、魔術書ダークホールドを調べていた。息子のビリーとトミーが助けを求める声が聞こえたが、彼らは一体どこにいたのか?

強大な魔力を得たワンダは、愛する息子たちを救うための行動に出るだろう。監督のマット・シャクマンはワンダの今後について、「『ドクター・ストレンジ』(の続編)に進んでいきます」と、完結するのはあくまで“ウエストビューでの”物語であることを強調。「彼女の物語には語られるべきものがまだたくさんあります」と宣言している。

考察:タンホイザーゲート

ウエストビューの街でワンダがヘックスを解き、元の姿を取り戻す場面では、映画館のマーキーサイン(入り口上のバナー)に「タンホイザーゲート」と表示されていた。『TANNHAUSER GATE』『PUT THE FUN IN DYSFUNCTIONAL』というものだ。(厳密には、このマーキーサインは第8話でも一瞬だけ映し出されている)。

『タンホイザーゲート』という名の映画は実在せず、これはSF映画の金字塔ブレードランナーの有名なモノローグ、通称「雨の中の涙」へのオマージュと思われる。『ブレードランナー』のクライマックスで、レプリカント(人造人間)のリーダーであるロイ・バッティが”死”の直前につぶやくセリフだ。

“おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザーゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。”

人造人間の最後の瞬間に、その愛おしい記憶の一部として語られたタンホイザーゲート。「ワンダヴィジョン」でも、消滅を悟っているヴィジョンとワンダの最後の別れの直前に登場することとなった(そう言えばヴィジョン役のポール・ベタニーとロイ・バッティ役ルトガー・ハウアーは、どことなく似ているような……)。

なお、マーキーサインの2行目に添えられていた「Put the fun in dysfunctional」は、”dysFUNctional”(機能不全)に”FUN”(楽しい)を入れようという言葉遊び構文。機能不全となったもの(家族など)に、楽しさを取り戻そうといった意味合いで用いられるようだ。

「ワンダヴィジョン」ロス?

全9話、毎週様々な考察を呼び話題を集めた「ワンダヴィジョン」が完結した。ファンの中には”ワンダヴィジョンロス”を心配する声もあるだろう。

2021年3月12日(金)にはMCUのメイキングシリーズ「Marvel Studios’ ASSEMBLED(原題)」が配信予定で、第1回では「ワンダヴィジョン」のメイキングが特集される

また、その翌週となる3月19日からは、ファルコン/サム・ウィルソンとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーを描く新シリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が日米同時配信。「ワンダヴィジョン」は1話あたり主に30分前後だったが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は40〜50分の全6話構成だ。

さらに6月11日からは、トム・ヒドルストンが演じる人気ヴィランの単独シリーズ「ロキ」も配信開始。その後も様々なドラマや映画が控えている

ちなみに「ワンダヴィジョン」との直結が宣言されている映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』は現時点で2022年3月に米公開予定だ。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は同作について「『ワンダヴィジョン』を観た人が面白がれる映画でなければいけない、しかしそれ以上に、観ていない人にとっても面白い映画でなければいけない」と話している

まだ観てない人にはネタバレしないで!

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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