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『スパイダーマン』ジョン・ワッツ監督、『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第6作をプロデュース

ファイナル・デッドコースター(2006)
© New Line Cinema 写真:ゼータ イメージ

トム・ホランドが主演するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』3部作で監督を務めたジョン・ワッツが、日本でも人気が高いスプラッター・ホラー『ファイナル・デスティネーション』シリーズの第6作となる『Final Destination 6(原題)』をプロデュースすることが報じられた。

『ファイナル・デスティネーション』シリーズは、自身の命を奪う事故を予感して回避した若者たちが、決して逃れられない“死”という運命に次々と襲われるストーリー。飛行機の墜落事故を免れたグループを描く第1作『ファイナル・デスティネーション』(2000)を皮切りに、ハイウェイが舞台となる第2作『デッドコースター』(2003)、ジェットコースターが舞台の第3作『ファイナル・デッドコースター』(2006)、サーキット場で物語が展開する第4作『ファイナル・デッドサーキット 3D』(2009)、吊り橋で繰り広げられる第5作『ファイナル・デッドブリッジ』(2011)が製作された。

Deadlineによれば、現時点で第6作の詳細は明かされていないが、ワッツの原案を基に、ドキュメンタリー番組「Lucky Dog」などを手がけたロリ・エヴァンス・テイラー、『レディ・オア・ノット』(2019)でペンを執ったガイ・ビューシックが共同で脚本を務めるのとのこと。

ワッツは妻でプロデューサーのダイアン・マガニグルに加え、『ファイナル・デスティネーション』『ファイナル・デッドコースター』をプロデュースしたクレイグ・ペリー、『ファイナル・デッドサーキット 3D』『ファイナル・デッドブリッジ』で製作総指揮を担ったシーラ・ハナハン・テイラーと共にプロデュース・チームに参加する。

『Final Destination 6』についてワッツは、「私とダイアンは、もともと『ファイナル・デスティネーション』の大ファンでした。よって、オリジナル映画シリーズのチームとNew Line Cinemaと一緒に、新しい物語を生み出すことは楽しくエキサイティングな体験になるでしょう」と、第6作にかける意気込みを語っている。今でこそワッツはMCU版『スパイダーマン』シリーズで最も知られているが、それ以前は『クラウン』(2014)、『COP CAR/コップ・カー』(2015)といったホラー・サスペンス映画で監督・脚本を手掛けているだけに、『Final Destination 6』は原点回帰的なプロジェクトだと言えるかもしれない。

なお、『ファイナル・デスティネーション』の第6作については、2019年1月に企画が進行中だと伝えられ、その後もプロデューサーの構想や、コロナ渦で製作が遅延しているとのニュースが報じられていた。過去に浮上していた第6作のアイデアや設定などが、ワッツが手掛けるシリーズ最新作に適応されるのかどうかは不明だ。『Final Destination 6』は米HBO Maxにてリリースの予定。出演キャストなどの続報を待ちたい。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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