『ウェアウルフ・バイ・ナイト』は他のマーベル作品を観ていなくても「単独で楽しめる作品」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のハロウィン・ スペシャル『ウェアウルフ・バイ・ナイト』は、「前後を考える必要なく単独で楽しめる作品」であるという。作曲家として数々の映画音楽を手がけ、本作で監督を務めるマイケル・ジアッチーノが米UPROXXに語っている。
1930-40年代のホラー映画にから影響を受けていること、かなり怖い作品になっていることなど、これまで情報が小出しにされてきた本作。やはりMCUの一作品ということで、他の作品やキャラクターとの関連性、繋がりがあるのか気になるファンも多いはず。これに対し、ジアッチーノは「”ここ”で始まり”ここ”で終わる、エルサとジャックのある一夜を描いた作品です。『トワイライト・ゾーン』のような感じですね。いちエピソードを鑑賞して理解するのに、他のエピソードを見る必要がないように、『ウェアウルフ・バイ・ナイト』は(MCUの他のタイトルを鑑賞していなくても)飛び込んで楽しんでもらえるはずですよ」と作品のシンプルさを説明している。また登場人物についても「たとえキャラクターのことを知らなくても、ウェアウルフが何なのかは見れば確実に分かるはずですし、作品における危険さも理解してもらえると思います」と語っている。
一大シリーズとして数多のファンを獲得する一方、スピンオフなども含めると、作品数の多さゆえに何から観始めたらよいか分からない、と踏み出せないでいる視聴者も少なからずいるだろう。監督自身が「単独で楽しめますよ」と太鼓判を押してくれているのだから、気負うことなく『ウェアウルフ・バイ・ナイト』からトライしてみるのも良いかもしれない。もちろん、熱心なMCUファンも存分に楽しめることは間違いないだろう。
「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」は、2022年10月7日(金)よりディズニープラスにて独占配信開始。
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Source:UPROXX