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マーベル「ウェアウルフ・バイ・ナイト」MCUクロスオーバーの可能性?「彼は予測不可能」とプロデューサー

ウェアウルフ・バイ・ナイト
(c) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のハロウィン・スペシャル「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」は、満月の夜になると狼男に変身するマーベル・コミックのキャラクター、ウェアウルフ・バイ・ナイト/ジャック・ラッセルを初めて実写化する作品だ。

この特別番組は「完全に独立した単独作」と伝えられているが、将来的にウェアウルフがMCUに再び参加する可能性はないのだろうか?その疑問に製作総指揮のブライアン・ゲイが、米Comicbook.comのインタビューで答えている。

彼は予測不可能です。ジャックが誰かの味方なのかは分かりません。ある意味で彼は、自分をそういうものだと見なしているのではないでしょうか。ヒーローの多くは、自分のスーパーパワーを天職や自分をステップアップさせる材料だと捉えたり、手に入れたものだと考えています。

ですがジャックはありのままで、彼はそういう人なんです。おそらく、彼は自分が少し違っているとは分かっていますが、それほど特別だとは思っていません。そこには、“僕はこういう人間”だという自身による認識と、“君は僕をこう見るべきだ”という主張の違いがあります。」

ゲイは、我が道を行くウェアウルフは他のスーパーヒーローと一線を画していると思っている様子だ。将来的にMCUとクロスオーバーする可能性については、「誰かが彼に“チームに参加しないか”と、気軽にアプローチするかどうかは分かりませんね。彼はちょっと凶暴ですから」と答えた。

ゲイはウェアウルフのMCU参加に控え目なコメントを発しているが、同役を演じたガエル・ガルシア・ベルナルは再演に前向きな姿勢だ。米Entertainment Tonightの取材でこう語っている。

「このプロジェクトと撮影の結果には本当に満足しているし、このキャラクターをもっと演じられる可能性があるといいのですが。

それに、僕よりもミッドナイト・サンズの世界について知っている多くのファンから、そのことについて訊かれました。それって面白いですよね。時々ファンに何かを質問されて、“このことについては君たちの方が詳しいようだね”って答えることがあるからです。さて、このドラマはどこにつながるんでしょうか。僕には分からないし、見当もつきません。」

ベルナルが言及した“ミッドナイト・サンズ”は、原作コミックでオカルト的なキャラクターが結成したチームのこと。メンバーにはウェアウルフの他にドクター・ストレンジやムーンナイト、ゴーストライダー、ブレイドらが名を連ねている。新作ゲームの題材にもなっており、にわかに注目されている。すでにMCUでおなじみ、もしくは今後に参戦が決定しているキャラクターが複数いることから、将来的にミッドナイト・サンズがMCUに登場して、その“凶暴”な素質を見込まれてウェアウルフが参加する可能性が期待できるかもしれない。

「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」は、ディズニープラスにて配信中。

Source:Comicbook.com , Entertainment Tonight

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。