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『ウインド・リバー』続編、前作で娘失った父が再登場へ

ウインド・リバー
© 2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役・ジェレミー・レナーと、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役・エリザベス・オルセンが共演した戦慄の犯罪サスペンス映画『ウインド・リバー』の続編『Wind River: The Next Chapter(原題)』の新たな出演陣について米Deadlineが報じている。前作で愛娘ナタリーを失い、悲しみにくれる父マーティンを演じたギル・バーミンガムが続投するほか、新キャスト3人の出演が決定した。

この度、続編に加入する新キャストは、「メディア王 〜華麗なる一族〜」(2018-)のアラン・ラック、プロボクサーとして元世界チャンピオンのタイトルも持つカリ・レイス、活動家、起業家、コメディアンなど様々前作を持つタタンカ・ミーンズの3名。すでに報じられている新キャストのスコット・イーストウッド、ジェイソン・クラーク、チャスク・スペンサーとともに物語に新たな彩りを加えていく。

前作『ウィンド・リバー』で新人FBI 捜査官ジェーン・バナー役を演じたオルセンと、地元のベテランハンターであるコリー・ランバート役のジェレミー・レナーの復帰については以前として不明のままだが、続投となるバーミンガム演じるマーティンは前作の重要人物。マーティンとコリーが分かち合う深い悲しみ、交わす会話の一つ一つが物語におけるメッセージ性を含み、観るものの胸を打った。バーミンガムは同じく続投キャストである息子役チップ役のマーティン・センスマイヤーとともに、続編における語り部となっていくのかもしれない。

『ウインド・リバー』は、米中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地、“ウインド・リバー”で少女の凍死体が見つかり、捜査を進めるうちに、やがて身も凍る事実が明らかになっていく重厚なサスペンス作品。続編では、“ウインド・リバー”が再び舞台となる。居留地で起きた儀式的な連続殺人事件を解決するために、FBIは米国漁業狩猟局の新米トラッカー、チップ・ハンソンを捜査に起用するが、彼は自身が心の拠り所とする居留地と自警団、当局の板挟みになり、絶望的で危険な戦いに巻き込まれていく。

監督には、マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)の全6話でメガホンを取ったカリ・スコグランドが決定済み。『トゥームレイダー』(2001)『ゴールド/金塊の行方』(2016)でタッグを組んだ、パトリック・マセットとジョン・ジンマンが共同で脚本を担当する。

Source:Deadline

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。