ヘンリー・カヴィル主演「ウィッチャー」シーズン2、撮影は8月再開へ

ヘンリー・カヴィル主演、Netflixオリジナルシリーズ「ウィッチャー」シーズン2の撮影が、2020年8月にも再開される見通しであることがわかった。
「ウィッチャー」は同名の人気小説&ゲームをドラマ化した話題作で、シーズン2の撮影は2020年初旬より開始されていた。ただし3月16日(現地時間)、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、製作チームは撮影の中断を決定。同日には、出演者のクリストファー・ヒヴュが感染の事実を自ら公表していた。当初、中断期間は2週間と伝えられていたが、コロナ禍は収束に向かわず、結果として約5ヶ月の中断となる。
6月に入ってからイギリスの撮影スタジオは順次営業を再開しており、「ウィッチャー」シーズン2の撮影が行われていたロンドン郊外にあるアーバーフィールドのスタジオでも再開準備が進められているとのこと。米Production Weeklyによれば、撮影の再開日は2020年8月3日。ロンドンのほか、スコットランド・スカイ島、スロバキア、チェコにて撮影が実施される予定だ。
現在、Netflixは「ウィッチャー」シーズン2を2021年に配信予定だと告知しており、撮影中断がこのスケジュールに影響を及ぼすかどうかは不明。大手ファンサイト「REDANIAN INTELLIGENCE」によると、撮影はあと4~4.5ヶ月を残しているともいわれる。これが事実であれば、撮影は2020年末までかかることにもなりそうだ。
ドラマ「ウィッチャー」では、アンドレイ・サプコフスキによる小説『ウィッチャー』シリーズを原作に、ヘンリー・カヴィル演じる主人公「リヴィアのゲラルト」を中心とした物語が描かれる。凄腕ハンターのゲラルトは、強大な力を持った魔女イェネファーと、“シントラ”と呼ばれる王国の若きプリンセス・シリと出会い、険しく過酷な戦いの旅に出るのだ。Netflixは本作のほか、アニメ映画版『The Witcher: Nightmare of the Wolf(原題)』も企画を進めている。
Sources: REDANIAN INTELLIGENCE, Deadline