マイケル・B・ジョーダンが亡き妻のため復讐に、『容赦なく』映画版の米予告編が公開

マイケル・B・ジョーダン主演、アクション映画『Without Remorse(原題)』の米国予告編が公開された。『ジョン・ウィック』シリーズを彷彿とさせるような、主人公が容赦なく相手を倒していく姿に注目だ。
小説『ジャック・ライアン』シリーズのトム・クランシーが、1993年に発表した同名小説(邦訳版『容赦なく』)を映画化する本作では、CIAアナリストのジャック・ライアンをサポートしてきたジョン・ケリー(別名:ジョン・クラーク)という米海軍特殊部隊員を主人公とする物語。CIA職員にいかにしてなったのかを描く、いわばオリジン・ストーリーだ。
予告編は、ジョン・ケリー(マイケル・B・ジョーダン)が、ロシアの兵士によって妊娠中の妻を殺害されてしまい、自分自身も病院に運ばれるという悲劇から始まる。「俺から全てを奪った」「全てを正してやる」と悲しみと怒りに震える男は、米海軍の仲間であるカレン・グリア(ジョディ・ターナー=スミス)、CIAエージェントのロバート・リッター(ジェイミー・ベル)と協力して、復讐の旅へと繰り出すことに。
圧倒的な戦闘能力や巧みな戦略で敵を次々と倒し、やがてロシアやアメリカを取り巻く陰謀まで暴いていく。そして予告の最後では、容赦なき男が、何者かの車を灼熱の炎で完全に包囲し、「名前を言え」と脅す姿が捉えられている。ジョン・ケリーの圧倒的な力を前に敵側は為す術もなしか……。
共演者にはマイケル・B・ジョーダンのほか、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)ブレット・ゲルマン、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)ジェイコブ・スキピオ、『デッドプール2』(2018)ジャック・ケシー、『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)コールマン・ドミンゴ、『マグニフィセント・セブン』(2016)キャム・ギガンデット、「エージェント・オブ・シールズ」(2013−2021)ルーク・ミッチェル、『アイアンマン3』(2013)ガイ・ピアースなど。
監督を務めるのは、『暗黒街』(2015)『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)のステファノ・ソッリマ。脚本は『ボーダーライン』シリーズや『ウインド・リバー』(2017)のテイラー・シェリダンが執筆し、プロデューサーにはマイケル・B・ジョーダン、アキヴァ・ゴールズマン、ジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメックが名を連ねている。
『Without Remorse(原題)』は、Amazon Prime Videoにて2021年4月30日より世界配信。
▼マイケル・B・ジョーダンの記事
『ブラックパンサー』チャドウィック・ボーズマン、撮影中ティ・チャラ状態を一切止めずにディズニー幹部を驚かせていた 「チャドは僕の人生を変えた」 『クリード4』製作しばらく実現なし?「時期が来てから作る」とマイケル・B・ジョーダン、満を持しての製作を示唆 ゴングはまだ鳴らない マイケル・B・ジョーダン、親友ジョナサン・メジャースを応援「彼が元気でうれしい」 ─ 『クリード』で意気投合、再共演も「イエス」 Instagramでも反応 「マーベルはよくやっている、これから取り戻す」マイケル・B・ジョーダン、『ブレイド』に期待 「ブレイドは全て」 『ザ・バットマン2』米公開が1年延期、2027年10月1日に ─ 撮影は2025年晩夏以降 『ミッキー17』は米国公開繰り上げ
Source:Deadline