アローバース生みの親が手掛ける医療ドラマの主演に「HEROES」サイラー役が決定

アローバースの生みの親グレッグ・バーランティが手がけるNBCの医療ドラマ「Wolf(原題)」のパイロット版で、「HEROES/ヒーローズ」(2006-2010)のザカリー・クイントが主演を務めることがわかった。米Deadlineなどが伝えている。
本作は、イギリスの神経科医で作家の故オリバー・サックスによる著書『妻を帽子とまちがえた男』と『火星の人類学者』から着想を得たドラマ。革命的な大物神経科医オリバー・ウルフ博士(クイント)と彼のインターンチームが、最後の大フロンティアである人間の心を探求しながら、自分たちの人間関係や心の健康に取り組んでいく姿を描く。
公式の説明によると、クイントが演じるオリバー・ウルフ博士は「ブロンクス総合病院の神経科の責任者で、強迫観念の天才」とのこと。「社会から“よそ者(other)”とみなされる人々に惹かれ、彼らが希望と目的を見出す手助けをする。彼は違いを抑圧するのではなく、受け入れるのだ」と記されている。
製作総指揮には「ARROW/アロー」(2012-)などのアローバース作品を手がけてきたグレッグ・バーランティのほか、「リバーデイル」(2017-)のマイケル・グラッシ、『アデライン、100年目の恋』(2015)のリー・トランド・クリーガーらが参加。グラッシは脚本、クリーガーは監督も兼任する。スタジオは、3人が包括契約を結ぶワーナー・ブラザース・テレビジョン。
なお本作は、1月に完結した人気ドラマ「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」(2018-2023)の後継作として、「シカゴ・メッド」(2015-)と並ぶNBCの2大医療ドラマになることを目指しているという。
主演を務めるクイントは、NBCドラマ「HEROES」のサイラー役でお馴染み。同作でブレイク後は、「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズやAMCドラマ「ノスフェラトゥ」(2019-2020)など様々な作品で活躍している。また、J.J.エイブラムス監督の『スター・トレック』シリーズ3作でスポック役を演じたことでも知られている。
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Source:Deadline