マーベル新ドラマ「ワンダーマン」撮影現場で死亡事故発生 ─ クルー1人が高所から転落、製作は一時中断

マーベル・スタジオが手がける新ドラマ「ワンダーマン(原題:Wonder Man)」の撮影現場でクルーの1人が死亡する事故が発生した。米Deadlineが報じている。
ロサンゼルス市警察の発表によると、亡くなったのはロサンゼルスのテンプル・シティ在住のフアン・カルロス・オソリオ。現地時間2月6日、米ロサンゼルスにある映画スタジオ、ラドフォード・スタジオ・センターで「ワンダーマン」のセット整備にあたっていたところ、高所から転落したという。41歳だった。
事故発生時、撮影は行われていなかったとのこと。2024年3月に控える撮影開始に向けて、セットの準備が行われていたものと見られる。
マーベル・スタジオのスポークスパーソンは声明を発表し、「我々の思いと深い哀悼の意は、ご遺族やご友人と共にあります。今回の事故への調査に協力いたします」と述べた。
「ワンダーマン」は、1964年に原作コミックに初登場した同名ヒーローを主人公とするドラマシリーズ。主演にはDC映画『アクアマン』シリーズのブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が起用されている。今回の事故を受け、製作は一時中断。再開の目処は立っていない。
▼「ワンダーマン」 の記事
Source:Deadline