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『ブラックパンサー』レティーシャ・ライト、批判受けTwitterアカウントを削除

レティーシャ・ライト
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35852207790/ Remixed by THE RIVER

『ブラックパンサー』(2019)シュリ役などで知られるレティーシャ・ライトが、批判を受けて自身のTwitterアカウント@letitiawrightを削除した。

ライトは2020年12月4日(現地時間)、新型コロナウイルスのワクチンに懐疑論を述べたトミ・アラヨミ氏による約70分のYouTube動画をTwitterでシェア。アラヨミ氏の動画は「YouTube利用規約違反」として既に削除されているため確認できないが、米Deadlineの報告によると「アラヨミはワクチンに関する医学的知識はないと認めながらも、“このワクチンを信用していいものか”と視聴者に呼びかけた。また、ワクチンを摂取した者は“余分な手足が生えてこないよう、神に祈ったほうが良い”とも加えた」という。米Varietyが書き残しているところでは、動画は気候変動の懐疑論や、中国が新型コロナウイルスを広めたという非難、トランスフォビア(トランスジェンダーや性別二元制に当てはまらない人に対する不寛容や否定)にあたる発言も見られるものだったとう。

ライトはこの動画を、両手を合わせた“祈り”の絵文字と共にツイート。これに批判が殺到すると、ライトは「もし大衆の意見に従わないなら。疑問を投げかけて、自分のために考えると…キャンセルされてしまう(if you don’t conform to popular opinions. but ask questions and think for yourself….you get cancelled<泣き笑いの絵文字>)」とツイートした。

件の動画を投稿したアラヨミ氏は自身のFacebookで、ライトが動画をシェアしたことで非難されているというニュース記事のスクリーンショットを添えながら「“言論の自由”がこの国で罪になるとは知らなかった」「黙っちゃいられない!」と投稿した。

『アベンジャーズ』映画で共演のドン・チードル(ウォーマシン/ジェームズ・ローズ役)はこの動画を「ひどいゴミ(hot garbage)」と一刀両断、アラヨミ氏を「いつもクレイジーで酷いこと(fkkkd up)ばかり言っている」と批判しながら、動画を共有したライトについて「これを投稿する者を擁護はできないが、だからといって彼女を見捨てるつもりはない」とコメントした。

ライトはその後、「誰かを傷つけるつもりはありませんでした。動画を投稿したのは、ワクチンに一体何が含まれているのか、何を体内に入れようとしているのか、それが心配だったという、ただそれだけのことでした。他意はありません(my intention was not to hurt anyone, my ONLY intention of posting the video was it raised my concerns with what the vaccine contains and what we are putting in our bodies.Nothing else.)」と弁明。それでも批判が収まらなかったためか、ライトはアカウントそのものを削除するに至った。

レティーシャ・ライトには今後、『オリエント急行』(2017)の続編『ナイル殺人事件』(2021)や、スティーヴ・マックィーン監督によるオムニバス企画「Small Axe(原題)」配信、西部劇を題材にジェイミー・フォックスと共演する『Surrounded(原題)』が控えている。また、主演だったチャドウィック・ボーズマン亡き『ブラックパンサー』続編では、ライト演じるシュリの役割が大きくなるとも伝えられている

Source:Deadline,Variety

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THE RIVER編集部THE RIVER

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