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『ワンダーウーマン』監督、早くも第3作の構想あり ─ 「物語をどう終えるべきかは分かっています」

ワンダーウーマン
©Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

DCコミックス原作、映画『ワンダーウーマン』(2017)のパティ・ジェンキンス監督には、製作中の続編『ワンダーウーマン 1984(邦題未定、原題:Wonder Woman 1984)』に次ぐシリーズ第3作の計画がすでにあるようだ。

パティ監督といえば、『ワンダーウーマン』を2017年夏に世界的大ヒットに導き、女性監督作品のオープニング興収記録女性監督による実写映画の世界興収記録を更新。したがって、続編への監督就任はいたって自然な流れだったのだ。『ワンダーウーマン 1984』がいかなる結果を残すかはまだ未来の話だが、パティ監督は第3作についても前向きに考えているとみられる。

Vanity Fairのインタビューで、監督は第3作の構想について――もちろん詳細は語っていないものの――その存在を明らかにしている。

「私には『ワンダーウーマン3』のハッキリとした計画があるんです。私が(監督を)やるにせよやらないにせよ、私なりの『ワンダーウーマン』で、彼女(ダイアナ・プリンス)の物語がどのように終わるべきなのかは分かっています。やる気はすごくありますよ。」

ここから推察するに、パティ監督は『ワンダーウーマン』を3部作として構想しているのだろう。これが実現すれば、DC映画ユニバース史上はじめてスーパーヒーローの単独映画3部作が完成することになる。

ちなみにパティ監督は、『ワンダーウーマン』の製作中から続編のストーリーを考えていたことで知られている。クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーを1980年代に登場させるというアイデアも前作を撮影している段階で存在し、計画そのものは当時からクリスにも伝えられていたというのだ。もしかすると『ワンダーウーマン 1984』には、来たる第3作への布石が周到に仕込まれているかもしれない…?

ともあれ、まずは『ワンダーウーマン』のストーリーが続編にどのようにつながるかであろう。パティ監督の仕掛けるダイアナ・プリンスの冒険は、2作目にしてどんな展開を見せることになるのだろうか。

映画『ワンダーウーマン 1984』(邦題未定、原題:Wonder Woman 1984)は2020年6月5日に米国公開予定

Source: Vanity Fair

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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