ザック・スナイダー、「20歳のジェームズ・ボンドを見てみたい」 ─ 『007』監督に興味あり
『マン・オブ・スティール』(2013)『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)『REBEL MOON』2部作などのザック・スナイダー監督が、オリジナルのアイデアと共に『007』シリーズへの興味を示している。
ハリウッドの長寿シリーズ『007』は現在リブートのタイミング。ダニエル・クレイグを継ぐ7代目ジェームズ・ボンド俳優探しが行われているところだ。
新生『007』シリーズについては、メガホンを取るフィルムメーカーにも注目が集められている。これまで数多の映画監督たちがシリーズ参加への興味を示してきたが、DC映画ユニバースを手がけてきたザック・スナイダーもその1人。米The Atlanticでは、「20歳くらいのジェームズ・ボンドを見られたら良いですよね」と語っている。
ジェームズ・ボンドといえば、大人の色気を纏った中年男性スパイのイメージ。クレイグ版『007』では、ボンドの出自に関する言及が登場したが、若き姿のボンドは描かれていない。スナイダーは、「彼がたどった謙虚な出自。ジェームズ・ボンドたらしめた若い頃のトラウマが何であれ、必ず何かが起きているはずです」と想像をめぐらせた。
クレイグがボンド役を卒業して早2年、製作側は次期シリーズの方向性に慎重な姿勢だ。そんな中、2023年12月には英タブロイド紙The Sunが、『Bond 26』では「若いバージョンのボンド」が登場し、俳優候補が『aftersun/アフターサン』(2022)のポール・メスカルであると伝えた。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリの代理人は「憶測に関するコメントは差し控えさせていただきます」と回答したという。
奇しくも、スナイダーの発言と時期が重なった同報道。現時点では憶測の域を出ないが、若いボンドが描かれるとなれば間違いなくシリーズに新たな風が吹きこまれることになるだろう。
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Source:The Atlantic,The Sun