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『007』次期ジェームズ・ボンド役、キリアン・マーフィーなら「美しくやっていける」 ─ 『オッペンハイマー』共演者が太鼓判

Cillian Murphy
Photo by Elena Ternovaja https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cillian_Murphy_at_Berlinale_2024.jpg

『オッペンハイマー』で賞レースを席巻中の俳優キリアン・マーフィーこそ、映画『007』シリーズの次期ジェームズ・ボンド役にふさわしい?キリアンと『オッペンハイマー』で共演したクレイ・バンカーが太鼓判を押している。

2021年にダニエル・クレイグ版が完結した『007』シリーズは、現在7代目ジェームズ・ボンドの新シリーズを企画中。構想にはじっくりと時間がかけられており、直近では2024年2月にプロデューサーのバーバラ・ブロッコリが「今の時点で次回作について言えることはありません」と大きな進捗がないことを明かしていた

ネットでは次期ボンド役をめぐる予想合戦が繰り広げられる中、キリアン・マーフィーに票を投じたバンカーは、英The Sunで「彼なら美しくやっていけるのではないでしょうか」と語っている。「キリアン・マーフィーはすごく優しい人ですけど、彼にはダークな部分もある。ボンドにも闇はありますよね」。

「私たちは忘れてしまいがちですけど、ボンドは(イアン・)フレミングが生み出したすごくダークなキャラクターです」と原作小説の硬派なボンド像を強調するバンカー。次期ボンドにはダニエル・クレイグと同じくダーク路線を進んでもらいたいようだが、過去作でダークな役柄をこなしてきたキリアンこそ、その役にふさわしいと考えている。

「彼は、僕たちが善と呼ぶ側に居合わせているだけ。キリアンは、あの役に入り込む能力を持っています。それは『ピーキー・ブラインダーズ』や彼がスケアクロウを演じた『バットマン』とか、彼の出演作で明らかになっていることです。」

ちなみに次期ボンド役を務める俳優を巡っては、過去にプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンが「30代が妥当」との発言を行なっていたこともある。現在47歳のキリアンにとっては年齢の壁が立ちはだかりそうだが、バンカーの言う通り実力の面では申し分ないだろう。

Source:The Sun

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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