『アーティスト』監督最新作、ゾンビ映画の撮影現場でひと悶着 ─ 『カメラを止めるな!』風な作品か

『アーティスト』(2011)『グッバイ・ゴダール!』(2017)などのミシェル・アザナヴィシウス監督による待望の新作映画に関する情報が到着した。
タイトルは『Z(comme Z)(原題)』で、ミシェル・アザナヴィシウスにとってはじめてのホラー・コメディ作品になるとのことだ。おそらくフランス映画になると思われる。本作に出演する予定のロマン・デュリスが、仏映画サイト「AlloCiné(The Courier英訳)」にて明かした。
情報によると本作は、“ゾンビ映画の撮影中に物事が悪い方向に転がっていく”という内容だという。日本を含めて世界中で一大旋風を巻き起こした映画、『カメラを止めるな!』(2017)を彷彿とさせる内容だ。また現時点では、そのほかの出演者や製作時期についても不明だ。
ミシェル・アザナヴィシウスは、『アーティスト』(2011)にて世界中から脚光を浴びることになった。モノクロ・サイレント映画の同作は、カンヌ国際映画祭での高い評価を得て、アカデミー賞では仏映画としてはじめての作品賞を受賞。以降も、『あの日の声を探して』(2014)などの注目作を発表し続けている。そんな名監督が手がける新作映画に期待せずにはいられない。
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Source: AlloCiné , The Courier