マーベル「アーマー・ウォーズ」2022年秋に撮影開始 ─ トニー・スタークの死の影響描く

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「アーマー・ウォーズ(原題:Armor Wars)」の撮影が、2022年秋に開始されるようだ。
「アーマー・ウォーズ」は、『アベンジャーズ』シリーズに登場したウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズに焦点を当てるシリーズ。ウォーマシン役を再演するドン・チードルが、2021年7月に「来年(2022年)のどこかで撮影を始めると思います」と予告していたが、順調にプリプロダクション(撮影前準備)が進んでいる模様。
本シリーズで製作総指揮を務めるジェナ・バーガーが、2022年4月に米ペンシルバニア大学で出席した映画製作に関するカンファレンスのWebサイトに、「彼女は最近、ディズニープラスで配信される『ミズ・マーベル』を製作し、現在はドン・チードル主演の新シリーズを開発中で、この秋にアトランタで撮影される予定」と掲載されていることで明らかになった。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台とする「アーマー・ウォーズ」では、アイアンマン/トニー・スタークにとって最大の恐怖だった、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実化するという。
現時点では、主演するチードル以外のキャストや監督は明かされていない。脚本を務めるのは、ディズニープラス(Disney+)オリジナル作品「宇宙人ネッドのトークショー」(2020)や人気ドラマ「GIRLS/ガールズ」シーズン5&6でペンを執ったヤシル・レスター。俳優としても活動するレスターは、「ブラック・マンデー(原題:Black Monday)」(2019-2021)でチードルと共演しており、脚本・製作も兼任している。
以前にチードルは、「トニー(・スターク)の死が(物語の)ある役割を担う」と明言した上で、本作がウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズを深く掘り下げる内容になることを認めていた。
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Source:Penn Arts&Sciences Cinema&Media Studies